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キャネットのキャッシングは地域によって分かれる

異なる3つのキャネット

キャネットは公式ウェブサイトが3つ存在し、それぞれで会社の所在地や代表者の氏名が異なります。サイト自体も別のものとなっていますが、ロゴに関しては同じもの、貸付内容もそれぞれで大きな違いは無く、対応する地域ごとに別会社としてのキャネットを用意しているとされています。

中心となるのは北海道のキャネットで、近畿、九州と展開されます。ネット上の公式ウェブサイトも北海道のキャネットが最も充実しており、近畿や九州のキャネットよりも、他の中堅消費者金融よりも親切で分かりやすい作りになっています。

キャッシングローンの商品内容としては大手には劣りますが、サイトの分かりやすさや手続きの進めやすさといった点だけで見れば、キャネットは中堅消費者金融としては優れたキャッシングサービスであると言えます。

基本的には地域が限られる

キャネット利用時には地域に注意

北海道、近畿、九州のそれぞれのキャネットを見てみると、地域外の方でも日本全国申し込みは可能とされています。しかし、実際には融資対象となるのはそれぞれの地域の方のみとなる場合がほとんどで、地域外の方では借りられません。

例えば北海道のキャネットを見てみると、「北海道外にお住まいのお客様について」の欄で「ネットか郵送、またはFAXでの申し込みであれば北海道外からの申し込みは可能」としていますが、同箇所には「原則として北海道にお住まいの方を対象」とも書かれています。

申し込みができても審査に通過ができないと意味が無く、北海道のキャネットは地域外からでも申し込みはできても実際には借りられる可能性が限りなく低いために意味がありません。

基本的には北海道のキャネットは北海道の方のみとなり、例外的に貸付がされるとすれば、大手のプロミスアコムアイフルなどでもある程度の金額で審査に通過ができる方、有名銀行の三井住友銀行三菱UFJ銀行のカードローンなどでも借りられる見込みがある、大きな安定した収入と良好な信用情報を保有しているなどといった方に限られると考えられます。

そもそも大手消費者金融や有名銀行のカードローンで借りられるのであればそれらを利用すればよく、銀行や大手消費者金融でのカードローン審査に通過ができないからこそキャネットでのキャッシングを検討する方がほとんどのため、現実的には北海道、近畿、九州とそれぞれの地域のキャネットは地元の方のみの融資を行っていることになります。

地域で若干異なるように見える内容

北海道、近畿、九州と3つの地域に渡って店舗を展開しているキャネットは、それぞれの地域でローン商品の内容がパッと見ると異なるように映ります。基本は少額融資となるので大きな違いは無いのですが、念のため申し込み前に利用する地域のキャネットがどのような商品内容になっているかを確認しておきましょう。

地域 融資額 金利 遅延損害金
北海道 新規の場合
5万円~50万円
実質年率
15.0%~20.0%
年20.0%
近畿 1万円~300万円 実質年率
15.0%~20.0%
年20.0%
九州 基本枠
1万円~50万円
実質年率
12.0%~20.0%
年15.0%~
20.0%

基本となる北海道のキャネットよりも近畿の方が大きな金額で借りられるようになっていますが、北海道のキャネットも新規での利用時には最大で50万円でも、取引実績があれば利用限度額は最大で300万円まで引き上がり、九州のキャネットもおまとめローンとしてであれば300万円までの枠があるので、実際には大きな違いはありません。

金利に関しては九州のキャネットが優れて見えますが、100万円未満までは適用される金利が18.0%となるので、融資額同様に地域による大きな違いはありません

以下の表の通り毎月の返済に関しても北海道、近畿、九州のそれぞれのキャネットで異なる点は無いので、会社の所在地が異なっても代表者の氏名が異なっても、地域ごとに別の公式ウェブサイトが用意されていても、やはり3つのキャネットは基本的には同じと言えます。

地域 借入金額 返済金額 返済回数
北海道
近畿
九州
10万円以下 3,000円以上 47回
(最高4年)
20万円以下 6,000円以上
30万円以下 9,000円以上
40万円以下 12,000円以上
50万円以下 15,000円以上

申し込みと契約の方法

北海道、近畿、九州の何れのキャネットにおいても、申し込みはインターネット、FAX、郵送、電話と様々な方法が選べるようになっています。近畿のキャネットを除くと店舗での申し込みについて書かれていませんが、契約を来店しての店舗でも行えるようになっているため、申し込み自体も店舗で行える可能性が高いです。

ただ、キャネットでのキャッシングを素早く利用したいのであれば、店舗ではなくスピーディに進むインターネットでの申し込みが良いです。審査回答時間は最短30分と早く、ネットであればその場ですぐに申し込めるために手間がかかりません。

審査の結果連絡後になるべく早くに借りたい方は各地域のキャネットの店舗に来店をし、手続きを進めれば無駄がありません。もちろんその際には必要書類をしっかりと用意する必要があるため、不明点があれば来店前に電話で確認をするようにしてください。

基本的には免許証をはじめとする本人確認書類となりますが、借りる金額や審査結果によっては別途、収入を証明する書類が必要となる場合があります。また、本人確認書類に記載の住所が現住所と異なる場合にも提出する書類が増えるため、しっかりと確認をしなければなりません。

必要書類 認められる書類
本人確認書類 運転免許証、運転経歴証明書(住所など変更事項があれば裏面も必要)
健康保険証(本人の名前、生年月日、住所が記載された面)
パスポート(顔写真、住所が記載された面)
年金手帳等
在留カード、特別永住者証明書 (両面)
取引に利用する印鑑の印鑑証明書
住民基本台帳カード(住所など変更事項があれば裏面も必要)
上記、何れもコピー(複数必要になる場合もあります)
収入証明書類 源泉徴収票(毎年12月頃発行される直近のもの)
給与明細書(直近2ヶ月分のもの)
確定申告書(直近のもの)
納税通知書・納税証明書・所得証明書(直近のもの)
年金振込通知書(直近のもの)
上記、何れかのコピー

上記の必要書類一覧は北海道のキャネットのものとなります。近畿も九州も基本的に必要書類や認められる書類には大きな違いはありませんが、申し込み前には各地域のキャネット公式サイトでご確認ください。

専業主婦でも条件次第で利用可能

専業主婦でも借りられる可能性

北海道のキャネットを見てみると、専業主婦(主夫)の方でも条件次第で利用が可能とされています。ただ、自身で収入を持たない専業主婦の方がキャネットをはじめとする消費者金融からのキャッシングを利用するためには、配偶者の同意や確認が必要となります。

通常の申し込みとは異なる専業主婦専用の申し込み用紙を利用する必要があり、申込人の配偶者が住所や指名を記入し、捺印をしなければならない欄が設けられています。

記入をすれば済むわけでなく、申込人と配偶者との婚姻関係を示す世帯全員の住民票や戸籍謄本などの書類と、配偶者が安定した収入を得ていると証明するための源泉徴収票や直近2か月分の給与明細書が必要となります。

ここまで厳しくなっているのは、総量規制の例外にあたる配偶者貸付の制度を利用するためです。現在の貸金業法では総量規制によって年収の3分の1までの貸付に制限されていますが、自身で収入を持たない専業主婦の方が借りる際には、例外として配偶者の同意や確認が得られれば、配偶者に年収の3分の1までは貸し付けられるとしています。

例外的な貸付を行うためにしっかりとした手続きを取らないと、キャネット側も行政処分などを受けてしまう可能性があります。それを避けるためにも専業主婦への融資を行う際には必要となる条件や書類をしっかりと定め、貸す側も借りる側も両者にとって間違いがないようにしているのです。

大手消費者金融では配偶者貸付を行っていないため、専業主婦の方でも条件次第で消費者金融で借りられるのは助かる面があります。

他の中堅消費者金融と比べる

地域によって分かれるキャネットは、中堅の消費者金融としての歴史は浅いですが知名度は決して低くはありません。やはり中堅の中でもしっかりとしたイメージがあるためで、特に北海道のキャネットに関してはネット上での評判も良いものが多いです。

とは言え、大手よりもサービス面で劣ってしまうのは事実で、特に不便に感じるのが限度額内での繰り返しの借り入れです。大手の消費者金融のようなカードローンタイプではないため、キャネットでの追加の借り入れ時には都度、連絡をする必要があります。

限度額内であれば繰り返し何度でも借りられるのですが、カードを使ってATMで借りるなどはできないため、急な出費があった際には困る場合があります。銀行振り込みで借りるとなれば銀行の営業時間内でないと対応ができず、来店をするにも店舗が営業をしていないとどうにもなりません。

例えば北海道のキャネットで見ると、各店舗の営業時間は平日の9:30~18:00となります。店舗への来店なら限度額内での追加融資もある程度は素早く受けられる可能性がありますが、時間外や店舗が休業となる週末の土日の場合にはどうにもなりません。

お金はいつ必要になるか分からないので、時間や曜日の対応が幅広い借り入れ先を利用したいと考えるなら、キャネットだけでなく他の消費者金融も見ておくと良いでしょう。

中でも注目をしておきたいのが、スルガ銀行グループのダイレクトワンです。ダイレクトワンは過去に過払い金請求をしているなどの理由で大手消費者金融からの借り入れが難しい方でも、安定した収入があり、現状で信用情報にも問題がないようであれば借りられる可能性がある銀行系中堅消費者金融となります。

キャネットとは異なりカードローンタイプとなるため、対応する提携ATMならATM利用手数料こそかかりますが、限度額内で何度でも再申し込み不要で素早く借りられるようになっています。

地域が限定されることもないため、スルガ銀行グループとはなりますが日本全国どこからでも申し込みも契約も可能で、来店不要での手続きも進められるために中堅消費者金融の中でも人気が高くなっているのです。

総量規制は超えられない

中堅の消費者金融は大手とは異なる審査基準となっていますが、生気の消費者金融であることには違いは無いため、貸金業法に基づいた貸付のみを行います。総量規制を超えた貸付も当然ながら行わず、キャネットでも他社で既に年収の3分の1以上を借りている方への貸付は行っていません。

また、いくら審査基準が異なるとは言っても、誰でも借りられるわけでもありません学生でも主婦でもアルバイトやパートによる安定した収入があること、専業主婦の方が借りるなら配偶者に安定した収入があることなど、収入面の基本的な条件に加え、他社での借り入れがある方は正常な返済が行えていなければなりません

現状に問題が無ければ信用情報の多少のネガティブな情報などは目を瞑ってくれる可能性はありますが、今現在で問題を抱えている方はさすがに借りられないので、申し込み時には自身の状況をしっかりと確認するようにしましょう。

どこかから借りたいからと、多くの消費者金融に同時に申し込みを行うのは控えてください。信用情報機関に短期間で履歴が積み重なり、言わば申し込みブラックの状態になってしまうために審査で不利になります。

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