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身内がブラックだと家族全員の審査に影響はあるのか

ブラックの家族が審査を受ける際の実態

家族に債務整理をしたブラックの人がいる場合、自分のローン審査に影響はないのかと心配している方が多いようです。仮にご両親のどちらかが自己破産をしていると、身内である以上、審査に影響があると心配するのが普通でしょうし、もしかすると審査に通らないと思っているかもしれません。

今回は家族にブラックがいても、ローンを組むことができるのかについてご紹介します。

自分が審査基準をクリアしているか

自分自身の審査基準

自分自身がローンを組めるのかを調べる手っ取り早い方法は、クレジットカードの申し込みをすると良いでしょう。定期的に一定の収入があれば返済可能と判断されますし、ほかの借金の状況も対象になりますので、申し込み書類である程度の状況を確認してから、本審査に入ります。

もちろん申し込み書に記載された各事項は、専門の審査機関で調査し裏付けを取る必要があります。収入実績については記入したものを参考にし、申し込み枠によっては所得証明などの資料が必要となりますが、申し込み先の会社の基準で決まるのが基本です。

ただ、過去の返済履歴については審査機関を通して調べます。一般的には申し込み者の返済履歴を調査しますが、中には家族の履歴も併せて調査をし、これから利用するローン会社に事故歴がなければ、あまり問題にならずに審査をクリア出来るケースが多いようです。

このような一定の条件をクリアするとクレジットカードは発行され、カード発行のために審査をした会社がローン審査も行いますので、基本的にはクレジットカードが取得できれば、ローンは組めると考えられます。

ブラックとはどんな状態のこと?

ただ、この審査で引っかかることがなかった、いわゆるブラックの家族がいると条件は厳しくなります。低額枠のカードの場合は申し込みをしても厳しい審査が少ないのでスムーズに済み、収入の無い学生や主婦でも作れる可能性はあります。

一方で審査の厳しい長期ローンとなると、家族でブラックになっていると審査で引っかかる場合もあるのです。

そもそも「ブラック」とは、金融機関で事故を起こした人を指しますが、実際には何らかのリストが存在しているわけではありません。

本来は「異動情報登録」といって、延滞した日から2ヶ月または3ヶ月以上になると、金融機関はその情報を延滞者として信用調査機関に登録するための申請を行い、これより以降は他の審査にも引っかかるようになります。

ただし、事故情報は出回ることはなく、あくまでも個々の問い合わせに対して内容を知らせるものなので、リストのようなものがあるわけではないのです。

一般的は破産者以外でも3ヶ月以上延滞すると異動情報として登録されます。異動情報や自己破産などの場合には、完済をしてからや免責を受けてから5年間やそれ以上は、ブラックの期間が科せられてしまいます。

家族にブラックとなる人がいる場合

家族のブラックには注意

ブラックである本人以外の家族にも、審査は厳しくなります。正確には同居している親族となりますので、同居せず世帯が違えば問題はありません。

審査の過程で同居していると「類似情報」として発見されて「財布が一緒」と判断されてしまい、ブラックの本人以外であっても審査が難しくなる場合があるのです。

ただしこれは審査機関の基準で判断していて、しかも申し込み先のローン会社にはOKかNGの情報しか行かないため、ローン会社はその内容についての斟酌ができないため、ローンが組めないと判断します。

ですから申し込みして落ちた場合で、同居していなければ自ら審査機関に信用情報開示請求をし、内容を確認して「類似情報」が原因であれば、情報修正を申請するよう手続きを取ることができます。

これからローンを組む予定があり、家族にブラックとなる人が同居しているのであれば、別居することが審査に通る確実な方法と言えます。残念ながら現在の与信情報は事故者と生計を共にしていると、同じ収入で生活していると考えられて、もしかすると事故者の肩代わりをしているのではないかと判断するのが「類似情報」なのです。

問い合わせる信用情報機関とは

では、そんな状況でもローンが組めないのかというと、そうでもないのが金融業の面白いところです。

基本的に利用目的(支払先)があってローンを申し込むわけですから、借りる本人に十分な返済能力があれば貸したいと思うのは当たり前で、この審査はあくまでも事故につながる要因を極力排除するためにしているものなのです。

つまり、事前に家族がブラックであることを知らせた上で申し込みをすれば、貸す方がそれらの状況を斟酌してローンを組む場合があります。たとえば業績に影響されてクビになることのない公務員の信用度は高いですし、家族がブラックでも自営業で成功していれば何の問題もないはずです。

そのためには信用保証機関について知っておくことが必要です。

大きくは3つの機関があり、銀行などがメインの『全国銀行個人信用情報センター(KSC)』、信販・クレジット・携帯電話などがメインの『株式会社シー・アイ・シーCIC(CIC)』、消費者金融がメインの『株式会社日本信用情報機構(JICC)』があります。

それぞれの情報は単独で管理されていますが、各信用情報機関は情報の共有をしていますので、CICにのみ加入の金融会社で事故を起こしてしまったとしても、他の信用情報機関も同情報を共有してしまいますので、注意が必要です。

無理にローン審査を受けないようにしたい

どちらにしても、家族がブラックを理由に、別居してローン審査を受けるよりも、返済財源である年収を増やすことに努力した方が良いでしょう。そもそも別居となればお金もかかりますし、何より面倒です。また、引っ越しをすれば居住年数がゼロからになってしまいますので、審査ではかえって不利になってしまう可能性もあります。

自分自身が原因で審査落ちとなるならまだしも、家族が原因で審査落ちとなるのは納得がいかないように思える部分もあります。しかし、正しい対応を覚えておけば、そこまで不利になることはありませんので、無理なローン審査は受けないようにしたいものです。

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