ネットで申し込みをし、そのまま来店不要で契約までも進められる最近の消費者金融は、手軽にキャッシングの利用ができるようになっています。しかし、多くの借り入れ先ではWeb契約後にカードが郵送され、後日に受け取ることとなります。
この時点では家族に内緒でカードを受け取ったとしても、いかにも「消費者金融のカード」といったデザインであると、今後にばれてしまう可能性もあります。銀行のカードのように表面に目立つように社名やサービス名が入っていると、契約を内緒で進めてもカードデザインを見られてばれてしまうのです。
SMBCモビットのWeb完結やカードレスの選択ができるようになったプロミスなど、カードの発行自体を行わない契約方法もあります。しかし、カードは持っておいた方が何かと便利でもありますので、カードを使うとした場合を考えてカードデザインで借り入れ先を選んでみるのも良いでしょう。
銀行のカードローンはキャッシュカードで利用ができるタイプもあり、普段から使っている銀行のカードでローンの借り入れや返済が行える場合があります。
メガバンクで見てみると、三井住友銀行カードローンは口座があればキャッシュカードで利用ができ、三菱UFJ銀行もキャッシュカードで使えるタイプがあります(バンクイックのカードローンは別となります)。
カードを別で持ちたくないのであればキャッシュカードでカードローンの利用ができる銀行が良いのですが、カードローンの審査基準や借り入れのスピードなど、どうしても銀行が選択できない状況もあります。
その場合には、カードデザインで消費者金融の借り入れ先を選び、財布に入れていても、持ち歩いていても不自然にならないようなカードの消費者金融から借りるようにしてください。
大手消費者金融のプロミス、アイフル、SMBCモビット、アコムのカードデザインの中で、何のカードか分からないのはアイフルです。表の面にはアイフルの文字はなく、非常にシンプルなデザインとなっています。
次いで分かりにくいのはプロミスかアコムです。プロミスは「SMBC CONSUMER FINANCE」と三井住友銀行でもお馴染みのロゴがデザインされており、その下に小さく「PROMISE」と記載がされているに留まります。ぱっと見ただけでは、ロゴのデザインによって三井住友銀行の何らかのカードと思えるほどです。
アコムは券面の表にアコムやacomの記載はありませんが、大きく「AC」「ac card」とデザインされています。ACカードといってもすぐにアコムとは分からず、TVCMで見せることもある券面はアコムの「ACマスターカード」となる場合が多いので、カードローン専用のものとはデザインが異なります。
何れも財布の中に入れていれば券面の半分程度まで見えたとしても消費者金融のカードとは分かりづらくなっていますが、問題はSMBCモビットです。SMBCモビットのカードデザインは2箇所に「mobit」の記載があり、カードの半分が見えただけでSMBCモビットのものだと分かります。
中央部の大きなロゴ入りのmobitの文字に加え、上部の「mobit card」の記載、そして金色の目立つ券面と、カードデザインで消費者金融からの借り入れとバレたくない方には向きません。
カードのデザインが気になる、カードで消費者金融の利用がバレたくない、カード自体が不要であれば、カードレスのキャッシングサービスを考えてみましょう。利用ができる消費者金融は限られますが、カードレスであれば契約後の後日の郵送物は無く、電話連絡も不要となる場合があります。
カードのデザインとしては他の消費者金融と比べると消費者金融色が強いSMBCモビットも、Web完結で進めるのであればカードが発行されない、電話も不要となる契約も可能です。
電話連絡が不要のWeb完結の手続きなら会社への電話も入らないため、電話が困ると感じる方の希望にも合います。電話もカードの郵送も不要となればより安心して借りられますので、カードがいらない場合には、電話も不要となる以下のWeb完結対応の消費者金融を選んでください。
カードローンを利用するにあたっては、消費者金融の金利や限度額は実際にはそこまで重視がされていません。どの借り入れ先も上限金利はほぼ横並び、初回の借り入れ金額も数十万円程度までとなる場合がほとんどで、各サービスで差がないためです。
最近ではどの人気消費者金融も審査時間は早く、ネット申し込み後の土日の最短即日融資などにも対応をするようになってきていることもあり、基本的な部分では違いは見受けられなくなってきています。
しかし、カードのデザインやカードの有無となるとまだまだ消費者金融によって大きな違いがありますので、どこから借りるか決められない、迷っている場合には、カードデザインで消費者金融の比較をしてみるのも良いでしょう。