カードローンと聞くと大手消費者金融やメガバンク、都市銀行での借り入れを考えがちですが、最近では地方銀行が提供する商品の人気も高くなっています。金利や利用条件に優れているカードローンが多く、地元の銀行で借りられる安心感の面も人気の理由となります。
地方銀行のカードローンも窓口まで行かずに来店不要で手続きができるようになってきており、自宅にいながらパソコンで、出先からスマートフォンでの申し込みも可能です。中には契約もWeb上で行えるカードローンもあるため、素早く借り入れまで進められるようになっています。
地方銀行と聞くと地域が狭く地味なイメージを持たれる方もいますが、近くに店舗が無くても申し込みができる日本全国対応の優れたカードローンもあります。イメージとは異なり便利なカードローンの利用ができるため、借り入れ先の候補として地方銀行を考えてみるのも良いでしょう。
地方銀行のカードローンは利用対象地域を限定するタイプと、問わない日本全国対応となるタイプがあります。
地域が限定される地方銀行は本支店の営業区域内にお住まい、およびお勤めの方とする場合がほとんどで、地域外の方では利用ができません。地域を問わないカードローンであれば大手消費者金融や銀行のように日本全国どこからでも手続きができるため、多くの方にとって大変便利です。
どちらが優れているかは一概には言えませんが、やはり選択肢が広がるといった面で見ても、日本全国対応の地方銀行のカードローンは人気が高いです。静岡銀行やスルガ銀行、北陸銀行などのカードローンは日本全国対応となっており、口座がなくても申し込みができるので人気です。
ただ、地域が限定される地方銀行のカードローンも、地元の銀行で借りたい方にしてみると悪いものではありません。実際に横浜銀行や千葉銀行、北洋銀行などの地域が限定される地方銀行のカードローンも、対象地域の方からの人気が高いのです。
地方銀行のカードローンが人気の理由として、金利の低さが挙げられます。消費者金融の金利と比べて低いのは言うまでもなく、銀行同士で比べても地方銀行のカードローンは決して劣る内容ではありません。
上限金利での借り入れとなったとしても、多くの地方銀行カードローンでは年14.5%前後の金利設定となっているために負担が抑えられます。銀行カードローンの中には限度額によっては年17.8%の金利となってしまうオリックス銀行カードローンや、上限で年17.5%の金利となるじぶん銀行カードローンなどもあるため、いかに地方銀行のカードローンが優れているかがわかります。
地方銀行のカードローンでは、大手銀行に比べて月々の返済金額が少なめに設定されているところが多いです。
対して地方銀行のカードローンでは、静岡銀行と横浜銀行、そして北洋銀行が2千円から10万円の借り入れ残高で2,000円の返済、北陸銀行では10万円以下の借り入れ時には返済金額が3,000円からと少なく抑えられています。
金利の大小はもちろん重要なのは言うまでもありませんが、毎月の返済に余裕を持ちたい方は、返済の金額もしっかりと見ておかなければなりません。金利が低いからといって一回あたりの返済金額が少ないとは限らないため、少しずつの返済でカードローンを利用したい場合には地方銀行は優れています。
ただ、地方銀行以外でも毎月の返済負担が小さくなる銀行もあります。地方銀行と並んで人気が高いネット銀行のタイプで、ソニー銀行カードローンや住信SBIネット銀行のMR.カードローンも返済金額は小さくなっているため、地方銀行以外でも検討をしたい方は確認をしてみると良いでしょう。
多くの地方銀行のカードローンでは、申し込み時点で口座をお持ちでなくても、それまで何の取引もなかったとしても、問題なく来店不要で申し込めるようになっています。
地方銀行の中には契約までに口座が必要となる場合がありますが、その際にはカードローンの申し込みと合わせて口座開設の手続きもできるため、特に手間がかかるわけではありません。
申し込みをした後は審査となり、審査回答が比較的早いのも地方銀行の特徴です。保証会社としてアコムなどの大手消費者金融を利用する契約となっている場合が多く、最短で30分の回答時間や、スルガ銀行の最短1分回答となる審査など、スピーディな対応も魅力です。
低い金利を生かしたおまとめローンや借り換えローンの利用にも地方銀行のカードローンは適しており、急ぎで借りたい場合の最短即日融資での利用を希望される方にも、借り入れ先によっては当日中の対応も可能となるので安心です。
様々な借り方や使い方に頼れるのが地方銀行のカードローンで、限度額内で繰り返しの借り入れができるのも利点です。フリーローンではなくカードローンであるため、今だけでなく今後の要りようにも役立ちます。