青森銀行は青森県を地盤とする民間銀行であり、第五十九・八戸・津軽・板柳・青森の5つの銀行が合併して、1943年に新たな青森銀行が誕生したのが始まりです。

そんな青森銀行には、利用目的を特に問われないカードローンが3種類あります。ひとつの銀行でカードローンを3種類も扱っているのは非常に珍しいので、ここではそれら3つの紹介を致します。

まず最初に紹介するカードローンは、「あおたす」です。あおたす最大の特徴といえば、何といってもその限度額の高さでしょう。

最高500万円まで借りることが可能で、この金額は地方銀行の中でもトップクラスと言えましょう。もちろん、カードローンの限度額は審査によって決まりますので、500万円を希望しても減額させられてしまう可能性がありますし、最悪、審査で落とされる可能性だってなくはありません。

その限度額ですが、「あおたす」では10万円、30万円、50万円、70万円、100万円、150万円、200万円、250万円、300万円、350万円、400万円、450万円、そして500万円の13コースが設定されます。高額の設定額でも、限度額の幅がきめ細かく設定されているのが特徴です。

気になる金利は4.8％から14.5％と、カードローンとしては平凡とも言えます。ちなみに4.8％が適用されるのは限度額が450万円から500万円の契約であり、100万円以下の限度額は年14.5％です。

「あおたす」と似たようなスペックを持つカードローンに、「Aキャッシング」があります。限度額や金利の設定に関しては「あおたす」と同じですが、Aキャッシングならではの特徴もあります。

Aキャッシングでは、「ゴーハロークイック」というサービスを行っているのですが、これはフリーダイヤルに電話をすると借り入れの目安を知らせてくれるという便利なサービスです。

フリーダイヤルですので気軽に電話することができますし、電話をして融資可能であれば郵送やファックスで申し込めます。あまり利用者には関係ないのですが、この2つの商品は保証会社が異なります。

3つ目のカードローンは「ポチカ」です。犬の名前のようなカードローンですが、2つのカードローンとは少し毛色が異なり、ポチカはインターネット専用のカードローンです。とはいえ、インターネットで全てが完結するわけではなく、途中で郵送による手続きも必要となります。

ポチカが他のカードローンと異なるのは、やはり限度額と金利です。ポチカの限度額は最高でも300万円、そして金利は年11.2％から14.5％となっており、他のカードローンと比べると若干条件が良くありません。保証会社はグループ企業でもアコムでもなく、JCBです。

しかも、ポチカを利用するためには、青森銀行の普通預金口座を開設しなければなりませんので、遠方にお住まいの方には少しなじみがないかもしれません。ただし、口座さえ持っていれば、青森銀行に来店することなく申し込めるようにもなっています。

以上が、青森銀行が用意する3つのカードローンとなり、保証会社がそれぞれ異なります。保証会社の違いで選ぶ方もいるかもしれませんが、どのような方がそれぞれのカードローンを選べば良いのでしょうか。

簡単な大まかな目安ですが、大体は次のような選び方になりますので、一つの参考にしてみてはいかがでしょうか。

なるべく素早く短時間で融資をしてほしいのであれば、ポチカが良いでしょう。ポチカはインターネットからの申し込みも可能であり、さすがに即日融資とは行きませんがかなりの短期間で融資可能です。

ゆとりある返済をしたいときにも、ポチカは有利です。やはり毎月2,000円と10,000円の返済では8,000円の価格差があります。毎月10,000円の返済は、一般的なサラリーマン家庭でも正直厳しいものがありますので、家計を圧迫しないポチカがいいでしょう。

審査を通過したいのであれば、Aキャッシングの「ゴーハロークイック」が便利です。電話である程度の目安を知ることが出来ますし、別にゴーハロークイックで「融資できません」と言われたところで、自分の信用情報にキズがつくわけでもありません。

最後のあおたすはグループ企業が保証会社ですので、他の2つよりは審査の難易度も低い可能性があります。

青森銀行には以上のように特徴的な3つのカードローンがあります。インターネット専用、フリーダイヤル審査の難易度などカードローンを選ぶポイントはたくさんありますので、それぞれの商品概要を青森銀行のホームページで確認しておきましょう。