しののめ信用金庫は、群馬県の富岡市に本店を置く金融機関です。大正14年に設立された有限会社富岡信用組合をベースとしており、平成19年に多野信用金庫及び群馬信用金庫と合併した事で現在の形態になっています。金庫の名称であるしののめとは、曙光の差し掛かった夜明けを表しています。
群馬県の中南部を中心に62店舗を展開しており、営業区域は埼玉県や長野県の一部も含んでいます。預金高は、群馬県に本店が所在している信用金庫の中ではナンバー1です。愛本位主義と名付けられた人間愛を基本理念として、慈しみや思いやりを大切にした上で多様なサービスを提供しています。
しののめ信用金庫が取り扱っている個人向けカードローンは、シルキーと名付けられて満20歳以上65歳未満を対象とした商品です。融資限度額は10万円単位の100万円以内で、事業資金以外であれば資金使途は自由です。
利用期間は3年間で、契約期限前に再審査が行われて基準に合致する人は自動的に更新されます。契約期間満了時に満70歳に達した人については、カードローン契約期限のお知らせの通知が送られてきて、解約の手続きを求められます。その時点で貸越残高の一括返済が困難な場合は、切り替えプランによる証書貸付への変更手続きを行わなくてはなりません。
シルキーカードローンの融資利率は、年12.5%の固定金利を基準としています。これは、金融機関の個人向けカードローンとしては、かなり低い数字です。しかも、しののめ信用金庫と給与振り込みの契約をしている場合は、ここから0.5%数字が小さくなる金利引き下げ制度が適用されます。つまり、年12.0%で利用できるようになるので、返済の負担はさらに軽くなります。
しののめ信用金庫の公式サイトでは専用フォームが用意されており、自宅から仮審査に申し込めます。審査結果は、しののめ信用金庫から電話での連絡となり、通過した場合は希望店舗窓口での本申し込みへと進みます。
必要となるのは、運転免許証や健康保険証等の本人確認書類、公的所得証明書や源泉徴収票、確定申告書控等の収入証明書、見積書や注文書等の資金使途確認書類、普通預金通帳及び届け印です。
本申し込み書への署名と捺印を行う事により、契約手続きは完了となります。全国の信用金庫や銀行、農協、郵便局、信用組合等の提携金融機関のキャッシュコーナーで利用できるカードが発行されるので、お金が必要となった場合には大変便利な内容です。
毎月の10日が約定返済日で、融資限度額に応じた金額が預金口座から自動引落しされます。金額は10万円以下なら0.5万円、20万円及び30万円は1万円、60万円以上は2万円です。
しののめ信用金庫フリーローンのシルキーは、融資限度額は100万円まで用意されていますが、インターネットからの仮審査申し込みの上限は50万円です。少額を希望している場合は問題ありませんが、大枠の融資を必要とする人にとっては、やや物足りない内容です。このような希望者に向けて提供されているのが、しののめ信用金庫個人ローンです。
申し込み時年齢満20歳以上の安定した収入を見込める人を対象としており、融資金額は最大で500万円と大型のフリーローンです。事業目的や株式取得資金としての利用は認められていませんが、レジャーやショッピング等のプライベートでの使用は制限されていません。このために、海外旅行や大型家電の購入等の多様な目的に対応できる内容を備えています。
個人ローンの融資利率は、年6.5%の変動金利を基準としており、シルキー同様に所定の条件を満たす事による金利引き下げ制度が用意されています。給与振込みの契約で年0.5%、電気・電話・水道・ガス・NHKの公共料金自動指定により、それぞれ年0.1%、最大で0.5%適用されます。
個人ローンもシルキー同様に、一般社団法人しんきん保証基金を利用する商品で、公式サイトからの仮審査申し込みを受付けています。借り入れ希望額や居住地、年齢、メールアドレス等の項目を入力する仮登録の後に、氏名、生年月日、自宅と勤務先の電話番号等の個人情報を入力する専用フォームメールを送信すると申し込み手続きは完了です。
しののめ信用金庫の個人向けカードローンは、融資限度額及び利率においてシルキーよりも優秀なスペックを備えている商品です。このために、利用するためには消費者金融のプロミスの審査やアコムの借り入れよりも、難易度の高い審査をクリアしなくてはなりません。
全国銀行個人信用情報センター等の機関が管理している、借り入れ金額や返済状況等の登録情報の調査が審査の中心であり、利用にたる水準が求められます。