北都銀行は、1895年に現在の横手市で創業を開始した「増田銀行」をその起源としています。1993年には合併の末に北都銀行となったのですが、2009年に山形県の荘内銀行と合併をして、現在では持ち株会社の子会社となっている歴史があります。
そんな北都銀行が提供しているカードローン商品、それが「スーパーアシストカードローンプラン」です。
北都銀行は、1895年に現在の横手市で創業を開始した「増田銀行」をその起源としています。1993年には合併の末に北都銀行となったのですが、2009年に山形県の荘内銀行と合併をして、現在では持ち株会社の子会社となっている歴史があります。
そんな北都銀行が提供しているカードローン商品、それが「スーパーアシストカードローンプラン」です。
北都銀行カードローンを利用出来る方は、申し込み年齢時の年齢が満20歳以上で、完済時の年齢が満70歳未満の方です。
他の銀行でのカードローンやキャッシングにおいても満20歳以上という下限年齢は一致していますが、満70歳未満という上限年齢は他のカードローンやキャッシングと比較しても、高めの設定となっています。
これであれば、60歳や65歳で定年になって年金生活を始めた人であっても、北都銀行カードローンを使ってお金を借りることができます。地方に行くと、都会と比べて再就職へのハードルはかなり高くなりますので、おのずと年金生活を始める人が多くなっていくものです。
さらに、利用のためのもうひとつの条件として、「安定した収入がある方」があります。サラリーマンで給料をもらっている人はもちろんですが、アルバイトやパート、家賃収入を得ている人や年金受給者の年金も「安定した収入」に含まれます。
年金生活者にとって北都銀行のカードローンが申し込みしやすいのは、こういった理由もあるのです。
北都銀行のカードローンの金利は気になるところで、見てみると年率換算で6.5%から14.6%となっています。下限金利は若干高めですが、上限金利に関しては大手と全く遜色がありません。特に新規申し込み者やあまり収入がない人の場合には、上限金利に近い金利が適用されることが多いので、これはありがたいです。
通常の貸付金利も上限金利はそれなりに低いのですが、北都銀行のカードローンで注目すべきは、遅延損害金の金利です。遅延損害金とは、簡単に言うと延滞金のようなもので、遅延損害金の年率と残高を日割り計算して、通常の利息と並行して請求するものです。
消費者金融の中には、通常の貸付金利の下限金利が年5%を切るところもありますが、その一方で遅延損害金を法律で定められている上限ぎりぎりの年20%に設定しているところも少なくはありません。しかし北都銀行カードローンの遅延損害金はなんと年14.6%と、上限金利と同じなのです。
だからと言って、借りたお金の返済を遅延しても良いわけではありません。通常の金利に伴う利息以外にも、遅延損害金のお金も追加で支払わなければなりませんので、実質金利が倍になったようなものなのです。
カードローンの返済期日から遅れてしまう、遅延をすると、自分の信用情報にも傷がつきますので、遅延をしないに越したことはありません。
北都銀行のカードローンを利用する際には、北都銀行に預金口座を持っている必要があります。そのため、カードローンに申し込みをする際には、申し込み書類と本人確認書類、収入を証明する書類とともに、預金通帳と届出印を持っておく必要があります。
口座開設が不要のカードローンが多い中で面倒な手続きとなりますが、これがないとカードローンに申し込み出来ませんので、持っていないという方は先に口座開設をしておきましょう。
申し込みは、北都銀行の各支店の窓口はもちろんのこと、インターネットからの手続きも可能です。インターネットからの申し込みは「仮審査」の形をとります。希望金額や希望融資日、北都銀行との取引経験や取引店、連絡先や利用目的などを入力し、さらに個人情報や勤務先の情報なども入力します。
普通に入力をしていくと30項目以上入力項目がありますので、必ずしも気軽に申し込めるわけではありませんが、それでも銀行の営業時間に北都銀行の店舗に行けない人などは、インターネット申し込みの利便性はあります。
北都銀行カードローンの融資金額は、8段階で設定されています。10万円、20万円、30万円、50万円、100万円、200万円、300万円、そして500万円です。自分で希望を出すことは可能ですが、必ずしもその通りになるとは限らず、審査の結果で減額されたり、最悪の場合には審査落ちをしてしまう可能性もあります。
ちなみに、主婦の場合には10万円、パートやアルバイトの方の場合には30万円までの限度額となりますので、注意をしましょう。無事審査に通りますとカードが発行されますので、限度額の範囲内であれば何度でもお金を借りることができます。
返済については、他のカードローンやキャッシングと比べるとかなりシンプルなシステムです。設定された限度額によって、毎月の金額があらかじめ定められています。
10万円、20万円、30万円の限度額の方は毎月5,000円を返済して、50万円の方は毎月10,000円、100万円の方は20,000円、200万円の方は30,000円、300万円の方は40,000円、そして500万円の限度額の方は毎月50,000円を返済します。
利用限度額 | 毎月の定額返済額 |
---|---|
10・20・30万円 | 5,000円 |
50万円 | 10,000円 |
100万円 | 20,000円 |
200万円 | 30,000円 |
300万円 | 40,000円 |
500万円 | 50,000円 |
自分で返済プランが選べないので、限度額が多い人ほど返済が負担になる可能性はあります。
北都銀行のカードローンは、遅延損害金の金利の低さで他の金融機関を圧倒しています。本来は懲罰的な意味合いを持つ遅延損害金ですが、この利率が低いあたりは、顧客に対して優しい地方銀行の特性を垣間見た感じです。