東邦銀行は、福島県を地盤に営業している地方銀行です。特に地元福島県における預金率は高いものがあり、地元からの信頼が厚いことをうかがわせます。さらに東邦銀行は、県営あづま陸上競技場のネーミングライツを取得したことでも話題になっています。

そんな東邦銀行ですが、他の地方銀行と同様に個人向けの無担保カードローン事業にも力を入れているのです。

東邦銀行には3種類のカードローンがあるのですが、まずは最もスタンダードなカードローンをご紹介致します。

そのカードローンの名前は「メインサービスカードローン」です。メインサービスカードローンは特に利用目的を問われることはありませんが、事業目的には利用できません。

地方銀行の場合、当該銀行の営業エリアに住んでいるか勤めているかしないと申し込めない、そんなカードローンも比較的多いですが、メインサービスカードローンは居住地や勤務先がどこであろうとも申し込むことが可能です。

ただし、インターネットから仮申込みをする際には、居住地、または勤務先が福島県内か仙台市の人に限られます。年齢も満20歳から70歳まで申し込みが可能と、年齢幅もかなり広くなっています。

限度額に関しては、10万円、30万円、50万円、100万円、200万円の5種類の中から希望を出して、審査によって決定されます。また、限度額によって毎月の返済金額が異なり、10万円、30万円、50万円の場合には毎月1万円なのですが、100万円は毎月2万円、そして200万円は毎月3万円となります。

メインサービスカードローンは地方銀行ならではのカードローンですが、よりメガバンクや消費者金融のカードローンやキャッシングに近い利便性を持つのが、TOHOスマートネクストです。

申し込みは東邦銀行の店舗はもちろんのこと、電話やファックス、パソコンやスマートフォンからの手続きができます。利用者の都合に合わせた申し込みが可能なのです。

メガバンクや消費者金融のローン商品では、即日審査を売りにしているところも多いですが、TOHOスマートネクストも負けてはいません。銀行のカードローンは審査に時間がかかるところも多いですが、TOHOスマートネクストは平日14時までに電話申し込みをすれば、原則当日中に審査結果の連絡が来ます。

消費者金融やクレジットカードのキャッシングで借金が膨れ上がって困った人、結構増えています。そんなとき、専用のおまとめローンを利用するのも良いですが、審査が厳しく落ちてしまう可能性もあります。

東邦銀行ならではのカードローンといえるのが「あんしんプラス」です。あんしんプラスは、東邦銀行で住宅ローンを利用している方専用のカードローンなのです。住宅ローンを利用している上で、それにプラス、カードローンに見合うだけの収入が安定してある方が申し込むことができます。

あんしんプラス最大のメリットといえば、金利の低さです。あんしんプラスの金利は、東邦銀行所定の変動金利を採用しています。2015年現在、あんしんプラスの金利は年4.5％です。TOHOスマートネクストの下限金利が年4.8％ですので、それよりもさらに低金利なあんしんプラスは非常に魅力的な商品です。

さらに金利に関しては、限度額がいくらであろうとも、そしていくら借りようとも一律で年4.5％なのです。これは特に限度額を低く設定されている人にとっては朗報です。限度額が低いと、通常では10％以上の金利が適用されるのですが、あんしんプラスならば50万円の限度額であっても金利は年5％です。

限度額は50万円、100万円、200万円、300万円、400万円、そして500万円の6コースから希望額を提示して、審査によって決定されます。

毎月返済する金額は借り入れ残高によって決まっており、1万円未満ならば借り入れ残高と利息をプラスした金額、50万円までならば毎月1万円となり、400万円から500万円の残高では毎月6万円となります。

このように、東邦銀行には3つのカードローンがあります。東邦銀行で住宅ローンを利用しているなら迷うことなく「あんしんプラス」を、利便性を重視するのであれば「TOHOスマートネクスト」がおすすめです。

では「メインサービスカードローン」はというと、東邦銀行がお住まいのところやお勤めのところにない人向けのカードローンです。商品のバリエーションを多くすることによって、より幅広いニーズに対応しようとする姿勢が東邦銀行からは見えます。