金融機関で借り入れをする時にもっとも大切なことは「計画的な利用」です。どこかで聞いたフレーズかもしれませんが、「計画的」とは約束通りに返すこと、つまり「確実な返済」のことを指します。これは何もダイレクトワンにもプロミスにも限らず、どこから借りるにしても共通のポイントです。
ここではキャッシング自体を初めて使う立場で、ダイレクトワンとプロミスのキャッシングの違いや計画的な利用について見ていきますので、借り入れに対する基本から改めて確認をしていきましょう。
金融機関で借り入れをする時にもっとも大切なことは「計画的な利用」です。どこかで聞いたフレーズかもしれませんが、「計画的」とは約束通りに返すこと、つまり「確実な返済」のことを指します。これは何もダイレクトワンにもプロミスにも限らず、どこから借りるにしても共通のポイントです。
ここではキャッシング自体を初めて使う立場で、ダイレクトワンとプロミスのキャッシングの違いや計画的な利用について見ていきますので、借り入れに対する基本から改めて確認をしていきましょう。
まずは大手のプロミスから見ていきましょう。プロミスはCMでもお馴染みのキャッシングサービスで、融資の早さと僅かながら同業他社より上限金利が低いため、人気となっています。
また、大手サービスの信頼も厚く、決めた返済条件を守っていれば、繰り返しの利用にも支障はありません。申し込みの審査も50万円以下の枠であれば所得証明も不要(他社との借り入れ合計で100万円を超える場合が必要となります)としており、スムーズに手続きが出来る場合が多いです。
実際に借りるまでの早さもさすが大手といったところで、平日14時までのWeb契約での振り込み即日融資や、自動契約機を使う週末や夜の即日カード発行など、とにかく利便性に優れています。
何よりも良いのは、プロミスの返済方式は「残高スライド元利定額返済」方式となっている点です。住宅ローンなどと同じで、支払額が一定になるように元金と利息の割合が変わっていく返済方法です。
プロミスでは最初に1万円の返済となっていれば、完済まで最低返済金額は1万円の契約となるわけで、身の丈に合った返済が可能になり、返済が途中で苦しくなってしまう可能性が低くなります。
実質年率 | 借入限度額 | 審査時間 | 融資までの目安 |
---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短25分 | 最短25分 |
一方のダイレクトワンは、母体のスルガ銀行がネットを主体としていますので、実店舗に関係なく全国どこでも申し込みが出来るようになっています。また、返済条件の変更手続きなども、全てネットで出来る便利さは特筆できます。
現在ではパソコンだけではなく、タブレット端末やスマートフォンで移動先でも簡単に操作できるため、店舗に依存することなく高い利便性で利用出来ます。ネットでの手続きに優れるダイレクトワンは、まさに「今風」の戦略のたまものと言えるでしょう。
反面、ネットを通した手続きで借り入れの申し込みはできますが、入金までには少し時間がかかります。確かに実店舗に行ける場所に住んでいれば即日融資も可能ですが、実際には審査時間から入金手続きまで、かなりスムーズに進行したとしても、ギリギリ当日のキャッシングが間に合うかどうかといったところです。
「今日にお金が必要」「どうしても今日じゃないとダメ」とする状況ではどうにも間に合わないことが多いため、どちらかと言うとすぐに借りるよりは、ある程度は余裕を持って事前に申し込んでおくような使い方となるでしょうか。
お金が必要になる前に予め申し込みをしておき、審査を受けて契約をし、ダイレクトワンのカードを郵送してもらっておくと良いでしょう。そうすれば、手元に届き次第、対応するセブン銀行のATMやその他の提携ATMでいつでも出金が出来るようになります。
中堅どころだけあって、ダイレクトワンは審査基準が大手とは異なるとも言われています。その代わり、リスクを伴う貸出先には限度ギリギリの高金利がかかる場合もあります。プロミスの上限金利が17.8%に対して、ダイレクトワンは20.0%なので、2.2%の金利差がリスクの分となります。
契約機を利用する便利さから言えば、絶対的な店舗数の差でプロミスに利があります。対して、インターネットを利用した申し込み手続きには、ネット進出に一日の長があるダイレクトワンとなります。
しかし、プロミスも最近ではネットで申し込みはもちろん、会員専用メニューで返済の変更も出来るようになっているため、実際には差はほとんど無いと言えるでしょう。
金利や借り入れ枠は、実際の貸し付け条件で比較をしてみると分かりますが、プロミスが劣っている部分は何一つありません。返済についても、元利均等払いのプロミスが計画的な返済に向いています。
また、プロミスには初回のみですが、Web明細利用とメールアドレスの登録で30日間の無利息キャッシングが使えるため、1ヶ月以内に返済できるのであれば、利息が0円となるのは大きなメリットです。仮に無利息期間を過ぎたとしても、上限金利で差のあるダイレクトワンとプロミスでは、利息負担はプロミスの方が軽くなります。
貸し付け条件や各サービスを見ればダイレクトワンで借りる理由、申し込む理由が見当たらなく思えるものですが、ダイレクトワンは上にも記した通り、大手とは異なる審査基準を持っているのが大きな特徴です。信用情報や他社の利用状況が悪くないのであれば、プロミスとはまた違った審査結果となる場合もあるのです。
ダイレクトワンで借りるもプロミスで借りるも、基本は返済です。キャッシングは契約内容からして、返した分は再び借りられるようになっている場合が多いです。実際、特にトラブルや問題さえ無ければ、ダイレクトワンでもプロミスでも、返済をした元金分については繰り返し借りられます。
だからと言って返した分をすぐに借りて、その分で他所の返済に充てるような利用の仕方は避けましょう。所謂「自転車操業」になってしまうと、最終的には破綻してしまいますので、借りたお金に対する返済は返済シミュレーションを活用するなりして、スムーズな支払いで完済を目指すようにしましょう。
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