大田原信用金庫は昭和3年に設立された金融機関で、だいしんを略称として9店舗で業務を展開しています。営業区域は、栃木県大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、那須郡那須町、塩谷郡塩谷町、福島県白河市の旧表郷村、旧大信村、旧東村を除く地域です。

大田原信用金庫の特徴は、健全な業務を示すための指標である自己資本比率の高さです。平成26年3月末時点での数値は、11.29％を記録しています。これは、国内で業務を行う金融機関に求められる4％を大きく上回っているだけではなく、栃木県に本店を置く信用金庫の中で第1位となっています。

このように安定した経営状態をベースとして、地域社会繁栄の奉仕と共に、信頼と協力に応えるためのサービスを提供しています。

大田原信用金庫だいしんカードローンは、事業性資金として以外であれば自由に利用できる商品であり、個人の生活に潤いを与えるために用意されています。満20歳以上65歳未満が申し込み条件で、融資極度額は30万円、50万円、100万円の3種類のコースから選択できます。パートやアルバイト・専業主婦が借りるカードローンでも、50万円までは利用可能です。

利用期間は3年間で、満70歳に達するまでは原則として自動的に更新されます。一般社団法人しんきん保証基金を利用する商品であり、担保や保証人は必要がありません。そして、だいしんカードローンの魅力として挙げられるのが、年12.5％と低金利が設定されている融資利率です。

個人向け貸付と言えば、プロミスの借り入れやアコムで借りる消費者金融の個人向けカードローンが代表的な存在です。簡略化されたスピード審査が特徴であり、急いでいる時には利用価値の高い商品です。ただし、融資利率は利息制限法の上限に近い数字が採用されており、返済の負担は大きくなってしまうのです。

これに対して大田原信用金庫だいしんカードローンは、消費者金融が提供している商品よりも年5％以上低金利です。50万円の借り入れの場合は、1年間で2.5万円以上加算される利息は少なくなるので、返済の負担は軽くなります。さらに、利便性においても優れた内容を備えています。

30万円と50万円のコースは、インターネットから仮審査の申し込みを受け付けており、24時間対応しています。氏名、住所と電話番号、勤務先、年収等の必要事項を入力するだけという簡単な内容であり、結果は大田原信用金庫から電話で連絡されてきます。

承認された場合には、取引を希望する本支店窓口での正式申し込みとなります。必要書類は、本人確認のための運転免許証や健康保険証、顔写真付住民基本台帳カード等の本人確認書類です。契約が完了すると、全国の信用金庫等に設置されたATMで利用できるカードが発行されます。

大田原信用金庫では審査承認後に即ローン実行とはいかないので、お金を借りるまでのスピードにおいては消費者金融ほどではありません。このために、時間的に余裕がある場合の選択に向いています。

大田原信用金庫は、だいしんカードローン以外にも個人向け商品を取り扱っています。きゃっするは、融資限度額最高500万円の大型のカードローンで、満20歳以上65歳以下を対象としています。

融資利率は年5.8％から年14.5％で、契約極度額が大きくなるほど金利が低くなるシステムです。これらは、信金ギャランティの審査により決定されます。申し込みはインターネット、フリーダイヤル、FAX、携帯電話と多彩な方法を用意しています。

きゃっするは審査時間が短いのが魅力であり、平日の午後3時までに申し込んだ場合は原則即日で結果が判明します。その後、だいしんカードローン同様に窓口で契約を完了させなければなりませんが、時間によっては最短即日融資も可能です。このために、急いでいる時の選択に向いている商品です。

大田原信用金庫の2種類のカードローンは、限度額や金利、審査時間に明確な違いがあるので、目的や状況によって選択できます。

だいしんカードローンの限度額は最高で100万円ときゃっするよりも小型の商品ですが、低金利が設定されているので返済総額は少なくなります。このために、小口の融資を希望している場合に向いている商品です。

一方のきゃっするは短時間審査が魅力であり、急いでいる時にも対応できます。ただし、契約極度額が50万円の場合は年14.5％、60万円から100万円は年14.0％とだいしんカードローンよりも高い数字が採用されています。このために、同額の借り入れの場合は返済総額は大きくなってしまいます。

しかし、110万円から200万円は年12.0％と低くなり、最高の410万円から500万円のコースでは年5.8％と非常に魅力的な数字に変化します。契約後の増額が可能であり、長期的な利用にも対応できます。つまり、きゃっするは急いでいる時や、大枠の融資を希望している人に最適なカードローンと言えるのです。