鶴岡信用金庫は、2008年に酒田信用金庫と合併した事により、総預金高が県内最大となっています。営業区域は、山形県の鶴岡市、酒田市。東田川郡、飽海郡に加えて、新潟県の岩船郡山北町です。提供しているローン商品は、これらの地域に居住か勤務している人を対象としています。

略称はつるしんで、地域金融機関に徹し、最高の奉仕と運営を持って地域社会の繁栄に貢献するを基本方針としています。信用、信頼、親近感をモットーとして、金融機能の提供に留まらず、文化、環境、教育といった面も視野に入れて、地域社会の活性化に積極的に取り組んでいる信用金庫です。

鶴岡信用金庫の「しんきんカードローン私の財布」は、満20歳以上60歳未満で、前年税込み年収が150万円以上の安定継続した収入を得ている人を対象とした商品です。

使い道は、健康で文化的な生活を営むために必要な資金としており、プロミスやアコムなどの消費者金融を除く銀行などの他の金融機関からの借り換え資金としての利用も可能です。ただし、事業性資金としての利用は出来ません。

この商品の特徴は、2種類のステージが用意されており、セディナの審査により決定される点です。ファーストステージは、契約極度額10万円以上200万円以内で金利は年5.5％で、セカンドステージは契約極度額10万円以上100万円以内で金利は年12.0％です。

契約の有効期間は3年間であり、期限到来時に再審査されます。特別の事由がない限りは、自動的に更新されます。ただし、満65歳の誕生日以降に到来する契約期間満了をもって終了となり、利用残高がある場合は一括返済が求められます。

鶴岡信用金庫しんきんカードローン私の財布は、インターネットとFAXから仮審査に申し込めます。住所、氏名、生年月日、勤務先の所在地、自宅と勤務先の電話番号、年収、借り入れ希望額、使い道等の必要事項を入力して送信するだけです。

大手クレジットカード会社によるマニュアル化されたスピード審査が行われるので、短時間で結果が判明する仕組みです。審査に通過した場合は、窓口での正式申し込み手続きに進みます。この時に必要となるのは、運転免許証、健康保険証、パスポートの内の1点です。正式契約が完了後にカードが発行されて、ローン実行となります。

毎月の10日が約定返済日で、決済口座から自動的に引き落としされます。返済金額は極度額10万円以上30万円以内は5千円からとなるとので、低負担のカードローン利用も十分に可能となります。これ以外に鶴岡信用金庫のATMや店頭窓口で、1円以上1円単位での返済も可能です。

つるしんカードローンは、満20歳以上65歳未満を対象としています。貸越極度額により条件は異なっており、10万円から50万円まではパートタイムやアルバイト、専業主婦も利用できます。

貸越極度額60万円以上100万円までのコースは、安定継続した収入が条件であり、110万円から300万円までは、鶴岡信用金庫の有担保住宅ローンの実行先、完済後3カ月以内で前年度の年収が300万円以上の人を対象としています。

事業性資金以外であれば自由な目的で使用できるカードローンであり、利用期間は3年間です。しんきんカードローン私の財布と同様に、特別な事由がない限りは自動的に更新される仕組みで、満65歳の誕生日月末日を持って終了となります。

つるしんカードローンは、インターネットFAXからの仮審査申し込みも可能です。鶴岡信用金庫及び保証会社である一般社団法人しんきん保証基金により審査が行われて、結果は電話で連絡されます。通過した場合は、取扱店での正式手続きとなります。

正式手続きで必要となるのは、返済用口座の届け印と運転免許証、パスポート、健康保険証、運転経歴証明書、顔写真付住民基本台帳カード等の本人確認資料です。100万円超の場合は、公的機関が発行した所得を証明する書類、源泉徴収票、確定申告書控等の年収確認資料も求められます。

ただ、自由なカードローンとなりますので、資金使途確認書類、担保、保証人は不要です。契約手続き完了後に、全国の信用金庫やコンビニエンスストアに設置されているATMで利用できるカードが発行されます。

貸越極度額10万円から100万円までは、ATMや店頭窓口で直接カードローン口座への入金による随時返済方式です。つまり、返済プランを自由に設計できる内容であり、約定日に縛られる商品ではありません。一方で110万円から300万円までは、毎月の10日に貸越残高に応じた金額が決済口座より自動引き落しとなります。

金額は、返済日前日の貸越残高が10万円以下の場合は3千円からとなっており、多くを借りなければ余裕のある返済が出来るようになっています。