三重県津市に本店を構える地方銀行、それが百五銀行です。この地方銀行は、県庁所在地である津市をはじめ、三重県下の多くの市町村における指定金融機関となっていることからも、その信頼の高さがうかがえます。
三重県以外に愛知県、和歌山県、大阪府にも店舗を構えている百五銀行にも、もちろんカードローンはあります。
情報確認日:2015年4月4日
三重県津市に本店を構える地方銀行、それが百五銀行です。この地方銀行は、県庁所在地である津市をはじめ、三重県下の多くの市町村における指定金融機関となっていることからも、その信頼の高さがうかがえます。
三重県以外に愛知県、和歌山県、大阪府にも店舗を構えている百五銀行にも、もちろんカードローンはあります。
まず見ておきたいカードローン商品は、「そうごうパック」です。パックというと何かとセットになった商品をイメージしますが、このカードローンは百五銀行の総合口座を必要とします。総合口座に30万円の融資枠をプラスしたもの、それがそうごうパックです。
百五銀行カードローンのそうごうパックは自動融資機能があり、口座振替の際の引き落としで残高が足りない場合には、カードローンの融資枠から自動的に不足分を融資してくれますので、安心です。
返済を考える上で気になる借り入れ金利は、年10.0%です。消費者金融一覧で見ても下限金利は5%台が珍しくありませんので、一見すると金利的にはあまり有利でないカードローンのようにも思えてしまいます。
しかし、百五銀行そうごうパックのカードローンは、30万円の低い限度額であっても金利が年10.0%です。他の銀行のカードローンで年10.0%で借りようと思うと、オリックス銀行カードローンなら200万円前後の限度額、イオン銀行カードローンでも100万円以上の極度額が必要となります。その点、百五銀行なら30万円程度の少額の利用であっても低金利ですので、利用価値は高いと言えます。
また、そうごうパックには2種類のプランがあり、まずは限度額が30万円のそうごうパックL-30があります。そしてもうひとつ、限度額が50万円のそうごうパックL-50という商品もあるのです。
ただし、注意点があります。初回契約でいきなりそうごうパックL-50に申し込みはできませんで、L-30で実績を積んでからL-50に切り替え申請をする形を取ります。ですので、審査の結果によってはそうごうパックL-50を利用できない可能性もあります。
両者のそうごうパックは限度額以外は基本的に同条件となり、利用にあたっての利便性や借り入れ、返済についても大きな相違点はありません。
そしてもうひとつのカードローン商品は、「百五マイカードエクセレント」です。こちらのカードローンは誰でも申し込み可能ではなく、最低でも百五銀行に給与振込みをしている方のためのローンです。ですので、申し込みの際には当然ながら給与振込みを百五銀行に指定しなければなりませんし、そのための口座も開設しなければなりません。
この類のカードローンは、銀行との取引が親密であればあるほど金利が優遇されるのが特徴で、百五マイカードエクセレントも例外ではありません。毎月5万円以上の給与振込みを指定するとカードローンの金利は年7.475%となり、それに加えて住宅ローンを利用すると金利は年4.725%となります。
申し込みをした後、給与振込みを解消してもカードローンは利用可能ですが、その場合には金利が年9.475%となりますので注意が必要です。
ちなみに、住宅ローンを無事に完済した場合には金利は年4.725%から7.475%となります。また、利用する住宅ローンもすべてが対象なわけではなく、住宅金融支援機構のローンのみを利用している方は、金利優遇の対象外ですので注意しましょう。
百五マイカードエクセレントの限度額は5種類用意されており、50万円、100万円、200万円、そして500万円の5種類です。このうち限度額500万円に関しては、給与振込みと住宅ローンを同時に利用している方のみ申し込み可能ですので、条件には注意が必要です。
返済はカードローンの利用残高に応じて、毎月の返済金額が変動する方式を採用しています。残高が1万円未満であればその全てを返済します。残高が1万円から50万円までなら毎月1万円、50万円から100万円の残高なら毎月2万円を返済していき、残高が400万円以上の場合は、毎月の返済金額が6万円となります。
申し込み方法は、電話やファックス以外にインターネットからも受け付けています。電話での申し込みは7時から23時までと、他の銀行カードローンと比べて受付時間が長くなっています。ファックスとインターネットでの手続きであれば24時間受け付けていますので、日中にどうしても申し込みできない方は重宝するでしょう。
インターネットで手続きをする際には、ホームページ上で仮申込を受け付けていますので、手軽に進められます。5万円以上の給与振込みを百五銀行で行っているか、現在の勤務先に1年以上勤めているか、前年度税込み年収が250万円あるかなどの質問があり、これらがエクセレントに申し込む際の条件となっています。
それ以外には、申し込みタイプや希望の限度額、利用目的に取引希望店、返済用の口座番号、お客様情報に勤務先の情報を事細かに入力していきます。「仮申込」とはいえ、詳細に入力を求められますので、消費者金融のプロミスで行う3秒診断、アイフルの1秒診断のような借り入れ診断とは尾となります。仮審査と本審査の結果で大きく乖離をしてしまう可能性は、極力抑えられていると言えるでしょう。
選べるカードローンの提供がある百五銀行は、取引がある方は「百五マイカードエクセレント」を、それ以外の方は「そうごうパックL-30」を検討してみて下さい。