大手で消費者金融ランキングの上位に位置するアコムなどであれば当然のように設置がされている無人の自動契約機は、中堅消費者金融では設置が多くありません。設置されているとしても店舗に併設されているなど、結局は有人店舗まで足を運ぶ必要があるために不便です。
しかし、愛知県、岐阜県、三重県の東海地方をカバーする中堅消費者金融のユニーファイナンスでは、名古屋地区、尾張地区、三河地区、三重地区のそれぞれに無人店として無人の自動契約機を設置しています。
大手消費者金融のように便利に素早く手続きができ、急な出費で急ぎで借りたい方も中堅消費者金融の中でもスピーディに対応をしてくれるのがユニーファイナンスの特徴です。
東海地方を中心としているユニーファイナンスですが、申し込みは日本全国どこからでもネットでも行えます。東海地方の方に利用が限られるわけではないので、申し込み条件を満たしている方であれば東海地方外からでも申し込めます。
審査回答は最短即日となり、平日14時までに審査が完了した場合には、最短即日での振り込み融資も可能としています。大手人気消費者金融とそこまで変わらない対応で初回の借り入れができるため、来店不要で当日中に利用をしたいと考える方でも安心です。
契約後には専用のカード「FITカード」が発行され、提携先であるプロミスのATMを利用して借り入れや返済が行えます。プロミスのATMは日本全国に数多く設置されているので、ユニーファイナンスのカードも便利に利用ができるようになっています。
ユニーファイナンスの金利や限度額は、中堅消費者金融の中では標準的な内容となっています。実質年率12.00%~17.95%の金利は目立って高いわけではなく、限度額に関しても1万円~300万円と決して低い内容ではありません。
ただ、少額での契約となった際には金利の上限が17.95%となるのはいくらか優れていると言えます。中堅消費者金融の中には10万円を下回る限度額で20.0%の上限金利を定めているところがあるため、17.95%が上限となるユニーファイナンスは僅かではありますが金利負担が抑えられます。
金利負担が抑えられる分だけ他の金利が高い中堅消費者金融と比べて、ユニーファイナンスは審査基準が若干ながら厳しくなる可能性はあります。貸金業法で定める総量規制の範囲内で、他社の返済が正常にできていれば審査通過の見込みはありますが、現状によっては審査落ちとなるケースもあります。
専業主婦のカードローン利用は消費者金融では難しくなっており、大手の消費者金融では自身で安定した収入を持たないと利用条件を満たせないため、専業主婦の方では借りられなくなっています。
貸金業法の上では専業主婦の方でも配偶者の同意があれば、配偶者と合算して年収の3分の1までであれば借りられるとする総量規制の例外「配偶者貸付」の制度があります。しかし、それでも大手の消費者金融は専業主婦の方の利用は認めていません。
やはり自身で安定した収入を持たないと返済能力がどうしても劣ってしまうためですが、大手とは異なる審査基準となる中堅消費者金融のユニーファイナンスでは、専業主婦の方でも配偶者の同意があれば利用を可能としています。
貸金業法の配偶者貸付の制度を適用したキャッシングサービスとなるため、専業主婦の方がユニーファイナンスから借りるには配偶者の同意と、夫婦関係にあることを証明する書類が必要となります。
夫婦関係にある書類は住民票などとなりますが、同意はどのようにして取るのかは手続きによって変わってきます。実際に配偶者に連絡をして確認をする可能性もあるため、内緒で借りたい方は専業主婦対応の銀行カードローンを利用した方が良いです。
銀行の方が借りる際にも安心ができますので、専業主婦の方がカードローンを利用するのであれば対応をする銀行から考えてみると良いでしょう。
ユニーファイナンスは正規の貸金業者となるために闇金融ではありませんが、それでも名前の知らない消費者金融から借りるのは不安に感じる方もいます。かと言って大手の消費者金融の審査に通るのは難しそうと感じる場合には、銀行のグループとなる中堅消費者金融のダイレクトワンを見ておきましょう。
ダイレクトワンはスルガ銀行グループの中堅消費者金融となり、日本全国来店不要で手続きが進められます。金利は上限で20.0%とユニーファイナンスよりも高くなっていますが、20.0%の金利となるのは10万円を下回る金利での契約時に限られるため、ある程度の金額で借りる際には上限金利は18.0%となります。
これは現在の法律で決められている上限金利となるため、中堅も大手も問わずに一律で守られています。貸付条件で上限が20.0%となっていても10万円未満での限度額での適用に限られ、超過した限度額に関しては100万円未満であれば金利は18.0%が上限となります。
ダイレクトワンでも10万円未満の限度額でなければ金利はどんなに高くても18.0%までとなり、ユニーファイナンスと変わらなくなります。それでいてダイレクトワンの審査基準は大手とは異なり、大手では利用が難しい過去に過払い金の請求をしているような方であっても、現状に問題がなければ借りられる可能性があります。
ダイレクトワンはスルガ銀行グループの信頼性の高さもあり、はじめての消費者金融の利用先としては必ずしも適していると言えませんが、大手での利用が難しい方には注目の中堅消費者金融となります。
ユニーファイナンスで主となるのはFITカードが発行されるカードローンキャッシングですが、その他にも不動産担保ローンや事業者向けのビジネスローンの用意もあります。
中堅消費者金融では不動産担保ローンの提供をしているところは少なくありませんが、利用者数が多いのかは疑問です。担保価値のある不動産をお持ちの方はユニーファイナンスなどの中堅ではなく大手や専門とする金融機関や貸金業者から借りた方が条件がよく、様々な面で安心ができます。
ユニーファイナンスでは様々な商品がありますが、やはり中心となるのは無担保ローンのカードローンキャッシングです。中堅消費者金融の中では珍しくカードが発行されるタイプとなりますので、大手では厳しい方はユニーファイナンスでの借り入れを考えてみましょう。