大手以外で借りる選択肢
消費者金融のキャッシングを利用する場合には、基本は大手のサービスを利用することとなります。TVCMで見かけるプロミスやアイフル、SMBCモビット、アコムといったあたりで、多くの方は消費者金融から借りるとなれば4サービスの中の何れかを利用しています。
しかし、消費者金融は大手以外にも様々なところがあり、中堅どころと呼ばれる借り入れ先や、またはマチ金などとされているような小規模の地域を限定する貸付を行うところもあります。
大手も中堅もそれ以下の小規模なところも、消費者金融として一括りにしてしまえば同じですが、実際には大手と中堅には大きな違いがあることも知っておきましょう。
大手とそれ以外の大きな違い
上に挙げたような大手の消費者金融で借りる場合には、ネットでの手続きで来店不要で契約まで進められるようになっています。もちろん店舗や契約機を使った手続きも可能なのですが、最近では来店不要のWeb契約や振り込み融資が一般的となっているので、あまり利用されていません。
対して中堅どころの一部や小規模な消費者金融の場合には、Web上での契約を受け付けていないところがあります。窓口に来店をしての対面手続きとなり、そもそも申し込み自体もネットで行えない消費者金融もあるほどです。
また、契約後の利用についても異なる点があります。大手はATMやインターネットで限度額内の繰り返しの利用が再申し込み不要で行えますが、中小の消費者金融では枠内の繰り返しの利用ができない場合があります。
できるとしても再び申し込みや連絡をしなければならず、大手のように必要なときに必要な分だけATMやインターネットで借りるといった使い方ができません。
中堅どころの中には大手と同様のサービスで借りられるところもあるので、大手以外の消費者金融で借りる場合には、限度額内の繰り返しの利用ができるかは確認をしておいた方が良いでしょう。
少額融資に留まる中小の消費者金融
大手であっても初回は大きな限度額での貸付はなかなか行わないもので、中堅の消費者金融となれば尚更です。大きな金額を中小の消費者金融から借りるのは難しく、それこそ5万円程度の借り入れ、10万円も貸し付けてくれれば万々歳といったところです。
大手も申し込み状況によっては5万円や10万円程度の限度額となる場合はありますが、しっかりと返済をしており、信用情報にも問題が無ければ今後の限度額の増額に期待が持てます。
しかし、中堅どころならまだ可能性はありますが、小規模の消費者金融の場合にはそもそもの貸付限度額の上限が50万円などとなっている場合もあるので、限度額が増額には期待ができません。
大手であればそこまで違いが無いのも事実ですが、中小の消費者金融の場合には借り入れ先によって増額の対応が大きく異なる点にも注意が必要です。
金利が高くなる場合もある
上に挙げた大手の消費者金融は、プロミスは17.8%、他3サービスは18.0%が上限金利となっています。しかし、中堅どころやマイナーな消費者金融の場合には、金利の上限が20.0%となっているところがあります。
現在の法律で定められている金利の条件は、10万円未満であれば20.0%までとしています。10万円を下回る少額の貸付を主としている場合には、上限である20.0%の金利での契約となる可能性が高く、大手の消費者金融よりも2%ほど高い金利で借りることとなってしまいます。
20.0%で借りる場合には5万円程度の限度額となるため、実際に発生する利息の金額自体は実際には大したことはありません。しかし、割合で考えれば当然ながら大きな負担となりますので、中堅どころで借りる際には貸付条件の上限金利はしっかりと見ておきましょう。
20.0%を上限とする金利で貸付を行っている消費者金融に、スルガ銀行グループとなるダイレクトワンがあります。やはり少額融資となる場合も多く、まとまった金額の借り入れには不向きです。
中堅だからこその良さもある
ここまで見ると大手以外の消費者金融には良い点がないように感じられますが、中堅だからこその優れた部分もあります。大手とは異なる審査基準としている場合が多いため、有名な消費者金融で断られた方も少額であれば利用ができる可能性があります。
とは言え、中堅の消費者金融も総量規制で定める年収の3分の1を超える貸付は行えません。また、他社の利用がある方は返済が遅れている状況ではいくら中堅どころやそれ以下の小規模な消費者金融でも、通常は融資を行いません。
中堅は審査基準が異なるとは言っても、返済能力を超えない貸付に留まるといった点では大手と同じです。収入を得ていなかったり不安定だったりと、継続する収入が認められない場合には利用が難しいです。
安心して借りられるか
昔はサラ金などと呼ばれていた消費者金融も、今ではイメージアップがされたことによって女性の方でも安心して借りられるようになってきています。とは言え、それは大手に限る部分が多く、中堅やそれ以下の規模の消費者金融に対しては、依然として不安な気持ちが強くなるのも事実です。
大手であればアイフルにしろアコムにしろ、東証一部に上場をしている大企業です。信頼のできる、実態がしっかりとしているとも言える消費者金融なので、信頼性の面で大きな強みがあります。
しかし、中堅どころはそもそもの名前すらも聞いたことがなく、情報も不足しがちなために果たして借りても大丈夫なのかの判断にも迷ってしまいます。
正規の消費者金融に紛れて悪徳業者や闇金融といったところも存在しているため、中堅どころの消費者金融を利用する際には、貸金業としての登録がしっかりとされているのか、金利や貸付条件はしっかりと貸金業法に基づいているのかを確認するようにしましょう。
中堅どころの審査基準は大手とは異なるため、大手でNGとなった方でも借りられる可能性はあります。その代わりに条件は悪くなりますので、利用の際には慎重に考えなければなりません。
怪しいと感じたら借りない
大手で借りられず、消費者金融の金利や条件で劣るとしてもキャッシングの審査基準で中堅どころを選ぶとしても、何かおかしな点を感じるなら申し込みはしない方が良いです。大手ほど信用ならないのは事実で、返済に関するトラブルが起こった際にどのような対応をするかは分かりません。
もちろん大手でも返済が遅れて連絡もしなければ催促の電話や通知が届きますが、中小の消費者金融の場合にはその対応の内容が厳しくなることも考えられます。
また、借りるにあたって必要書類や手続きでおかしな点がある、聞いてもしっかりと答えてくれないようなところの場合には、後々で何らかの問題が発生する可能性があります。
そのようなところからは借りないようにし、できることなら信頼性が高い安心の大手人気消費者金融でのキャッシングを利用するようにしましょう。
そもそも大手で借りられない、審査に落ちてしまう方は、収入や信用情報に問題がある可能性が高いです。中小の消費者金融で借りる前に、まずは自身の状況を見つめなおしてください。
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