白河信用金庫は、大正14年に白河信用組合として設立された後に、昭和26年の信用金庫法制定に伴い、信用金庫に改組して現在へと至っています。はくしんを略称として、今日も明日も幸福つないでをキャッチフレーズに制定しています。

業務の健全性を示す指標である自己資本比率は、平成26年3月末時点で21.78％を記録しています。これは、福島県内に本店が所在している8つの信用金庫の中では、あぶくま信用金庫の40.39％に次ぐ2番目の高さであり、安定した経営がキープされています。

営業区域は、福島県白河市、西郷村、矢吹町、泉崎村、中島村、天栄村、鏡石町、浅川町、古殿町、鮫川村、石川町、棚倉町、塙町、矢祭町、茨城県常陸太田市（内・旧里美村）、太子町、栃木県那須塩原市、太田原市、那須町です。これらの地域の発展と繁栄を目的として、居住及び勤務地がある方に向けての多様なサービスが行われています。

白河信用金庫はくしんカードローン・ゼットプランは、満20歳以上65歳未満を対象としている個人向け商品です。2種類のプランが用意されており、未来と絆と名付けられています。何れも融資金額は10万円以上300万円以内で、融資利率は年保証料を含む年9.8％です。事業性資金としては使用できませんが、それ以外の資金使途は自由です。

ゼットカードA（未来）は、切換プランを除く一般社団法人しんきん保証基金付きの個人ローンか住宅ローンの新規利用（利用予定）の人を対象としたコースです。もう一方のゼットカードB（絆）は、白河信用金庫で給与振込や公共料金口座振替契約をしている人も対象に含まれます。尚、既に一般社団法人しんきん保証基金カードローンを利用している場合の併用は認められていません。

契約期間は3年間で、審査の上、自動的に更新されます。ただし、年齢が70歳を超過した場合は、以降の更新は出来なくなります。

申し込み時に必要となるのは、運転免許証や健康保険証等の本人確認書類1点と返済用通帳及び届出印鑑です。110万円から300万円に対しては、前年度年収が300万円以上が条件となるので、それを証明するための源泉徴収票等の所得証明書の提出も求められます。

発行されたカードは、全国の提携金融機関やコンビニエンスストア、スーパー等に設置されているATMで利用できます。毎月の定例返済日は10日、休みの場合は翌営業日で、前日の貸越残高に応じた金額が返済用口座から自動的に引き落としされます。

白河信用金庫はくしんカードローンきゃっする300は、満20歳以上65歳以下を対象としており、専業主婦、パートやアルバイトもOKです。事業性資金以外の自由な利用が可能なカードローンであり、プライベートで急に予定が入った場合に大変便利な商品です。

利用限度額は10万円以上300万円以内で、専業主婦の場合はイオン銀行カードローンと同じく上限が50万円となります。契約期間は3年間で、特別な事由がない限り、原則として自動的に更新されます。申し込み方法は、店頭窓口以外にインターネットとFAXが用意されており、24時間365日いつでも受け付けています。

この商品の魅力は、審査スピードの早さです。受付時間や状況により翌日以降となるケースもありますが、最短即日で結果が判明します。窓口からの申し込みであれば、審査と契約を同時に完了できるので、今日中にお金が必要な場合でも即日融資で十分に対応できます。

申し込み時に必要なのは、運転免許証や健康保険証、パスポート等の簡単な書類だけです。審査の内容は、全国銀行個人信用情報センター、日本信用情報機構、シー・アイ・シーへの照会であり、これらが管理している返済履歴と利用残高等のクレジットヒストリーが調査されます。返済能力に応じて契約極度額が決定される仕組みで、最低基準をクリアできなければ審査不合格となります。

融資利率は契約極度額により変動する内容で、50万円は年14.6％、60万円以上100万円以下は年14.0％、110万円以上200万円以下は年12.0％、210％以上300万円以下は年9.8％です。このように、はくしんカードローン・ゼットプランと比較すると高い金利が設定されており、その分だけ申し込み状況に応じた対応を審査では期待できます。

正式契約が完了すると全国の信用金庫やコンビニエンスストアに設置されているATMで利用できるカードが発行されます。どこでも気軽にお金を引き出せるので、利便性においても非常に優れています。

返済方法は、約定日前日残高に応じたスライド方式であり、50万円以下は1万円、50万円超70万円以下は1.5万円となり、以降50万円増加するごとに5千円ずつ加算されます。多くを借りなければ返済負担も大きくならないので、必要最低限の借り入れに留めるのがポイントとなるでしょう。