どうしても足りない場合に
長い年月をかけて返済をしていく住宅ローンの支払いは、急な出費が重なる月などがあると一時的にお金が足りず、返済ができそうもない状況となってしまう場合もあります。しっかりとした返済計画の下で住宅ローンを組んでいるとしても、何らかの大きな出費が重なると対処ができないこともあるでしょう。
住宅ローンの返済は遅れると借りている金融機関に良いイメージを与えず、今後の住宅ローンの借り換えを考える際にも不利になってしまいます。なるべく返済は遅れずに不足せずに支払っていくのが基本となり、足りないお金を一時的にキャッシングなどで借りてまかなう方もいます。
返済のために借りるといった借り方は負担が大きくなるのでなるべくなら避けたいものですが、どうしても足りない場合には仕方ありません。借りた分の返済計画はしっかりと立て、翌月以降の大きな負担にならないように気をつけて借りるようにしましょう。
大きくは借りないのが基本
住宅ローンの返済日はまだ先であり、現状では返済が遅れていないのであれば、銀行や消費者金融のカードローンキャッシングが利用できる可能性があります。
審査の結果によって借りられるか、いくらまで利用できるかが決まりますが、限度額がいくらであるとしても、住宅ローンや教育ローンなどのローン返済のための借り入れは最小限に抑えてください。
カードローンキャッシングは住宅ローンなどと違い、限度額内であれば繰り返し何度でも借りられます。不必要に借りてしまうと今後の返済の負担が大きくなり、元々の住宅ローンや教育ローンの支払いとあわせて毎月の返済を進めなければならなくなります。
余計な返済の負担を抱えると今後に再びローン返済が厳しくなる状況に陥る可能性がありますので、無駄には借りないようにし、必要最低限のキャッシング利用に留めましょう。
返済の負担はよく見ておく
元々の住宅ローンや教育ローンなどの返済に加えて今後のキャッシングローンの返済を進めることとなるので、キャッシングで借りる際の返済負担はよく見ておき、しっかりと確認をするようにしてください。金利はもちろんですが毎月の返済はいくらか、完済までにどの程度の負担になるのかなども見ておけば、計画的に利用ができます。
住宅ローンが利用できるような方は、基本的に収入状況や信用情報が悪くないので、カードローンキャッシングの審査でも不利になるようなことはありません。安定した収入があり、現状で返済が遅れていたり何らかのトラブルが無ければ借りられる可能性は十分にあるので、なるべくなら金利が低い借り入れ先を利用した方が良いです。
一般的に金利が低い借り入れ先、カードローンとなると、やはり候補に挙がるのは銀行です。銀行のカードローンなら消費者金融の金利と比べても上限で数パーセントも下がり、毎月の利息負担も軽減できます。
また、銀行は手続きが面倒と感じている方もいるかもしれませんが、住宅ローンとは違ってカードローンであれば来店不要で手続きが可能です。平日でも土日でも借り入れ先によっては最短即日融資も可能となるので、なるべく急ぎでお金を借りたい方も安心です。
ローンを組んでいる銀行に相談
住宅ローンの他に異なる金融機関からの借り入れが不安と感じる方は、ローンを組んでいる金融機関でのカードローン利用を考えてみるのも良いです。メガバンクも都市銀行も地方銀行も、さらには信用金庫でも、今ではほとんどの金融機関で個人向けのカードローンを用意しているため、住宅ローンの利用先でカードローンが利用できる可能性があります。
同じ金融機関から借りられれば返済も進めやすく、今後の返済の計画も担当者のもとで気軽に相談ができます。金融機関のカードローンの中には住宅ローン利用者は金利の引き下げが受けられる特典や、住宅ローン利用者向けの低金利となる商品もあるため、新規で他から借りるよりも低負担となる場合もあるのです。
複数から借りると返済の負担が大きくなってしまいますが、商品は違えど同じ金融機関から借りるのであれば、負担も比較的抑えられます。
どうしてもすぐに必要であれば早い審査時間やカードローンの審査基準が魅力となるプロミスやアイフル、アコムなどの大手人気消費者金融も良いかもしれませんが、多少の日数は待てるといった状況なら、ローンを組んでいる銀行に相談をしてみるのが良いです。
色々なところから借りてしまうと、所謂「多重債務」に陥りやすくなります。毎月の返済に追われることとなってしまいますので、よく考えて利用をするようにしてください。
カードローンを選ぶ際のポイント
住宅ローンや教育ローンの返済としての利用に限らず、カードローンを初めて利用をする際には、金利には十分に注意をしておきたいものです。金利は返済時の利息負担に大きく影響をし、金利が高い借り入れとなると返済も進みづらくなってしまいます。
カードローンの申し込みをする前に金利を見ておくのは当然ですが、金利も見るべき点は下限ではなく上限です。カードローンは初回の借り入れでは上限金利の適用となる場合が決して少なくないので、例えば消費者金融カードローンのSMBCモビットの実質年率3.0%~18.0%であれば、3.0%だけを見れば安く低く感じますが、実際には18.0%の金利での借り入れとなることが多いです。
限度額が大きくなれば金利は下がっていきますが、ローンの返済金としてだけ少額の利用を考えているのであれば、大体は上限金利付近での契約となります。3.0%で借りられると考えて申し込みを行ってしまうと、審査の結果が期待はずれとなってしまうのです。
銀行のカードローンの場合には、限度額によって上限金利も下限金利も変わります。りそな銀行やじぶん銀行など、限度額ごとに金利が定められているカードローンを利用する際には、希望額での金利帯を見ておきましょう。
返済を考えて一時的に借りる
住宅ローンや教育ローンなどの各種低金利ローンの返済金が足りずにカードローンキャッシングを使う際には、返済をよく考えて一時的な借り入れに留めるようにしなければなりません。
最近ではカードローンの毎月の返済金額は少なく抑えられているので、月々の支払額としては大きな負担となりません。しかし、だからと言ってだらだらと返済を続けると、最終的に大きな利息総額となってしまいます。
各種ローンを組む際には諸費用や利息を少しでも減らせるよう、シビアに考えるものです。しかし、返済の追われて目先の借り入ればかりを考えてしまうと、どうしても返済の負担に対する意識が二の次になりがちです。
それでは後々で自分自身が困ってしまいますので、ローンの返済のためでもその他の用途でも、カードローンキャッシングを利用する際にはしっかりとした返済計画の下で、一時的な借り入れに留めるようにすると良いでしょう。
多くの銀行や消費者金融では、公式サイト上で返済のシミュレーションが行えるようになっています。借りる前に試算をしておき、返済の負担を確認してください。
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