大阪に本店を持つキャッシングのスペースは、ネットでの申し込みからの振り込み融資で来店不要の手続きが進められるようになっています。銀行営業時間内の手続きであれば最短即日の融資も可能となっており、急な出費でお金が必要なときにもスペースのキャッシングは頼れます。

店舗の近くにお住まいの方は店頭での手続きも行え、平日と土曜日の営業時間内ならその場での借り入れも可能です。申し込み内容や審査結果、手続きによっては翌営業日以降の扱いとなる可能性がありますが、店頭であれば銀行振り込みよりも時間に余裕を持って手続きが進められるので、近くの方は店頭手続きも考えてみると良いでしょう。

その際には必要書類をしっかりと用意してから足を運ぶ必要があるので、本人確認書類や申し込み内容によっては必要となる所得証明書類など、事前に確認をしてから来店をするようにしてください。

中堅の消費者金融は融資額が最大でも50万円、金利はどんなに低くても15.0％や18.0％までとなるところが多いですが、大阪のスペースの場合には限度額は最大で500万円、金利は実質年率で8.0％～20.0％と下限金利で見ると低くなっています。

大手で条件の優れるアコムやSMBCモビットの最大800万円の限度額と下限金利の3.0％や、銀行カードローンの三菱UFJ銀行バンクイックの年1.8％～14.6％の金利、福岡銀行カードローンの最大1,000万円の限度額などと比べれば劣るものの、審査基準といった部分を加味して考えればスペースは中堅消費者金融としては悪くない内容になっていると言えます。

ただ、スペースの限度額最大500万円、下限金利で8.0％は、必ずしも適用がされるものではありません。いくら借りられるか、どの程度の金利になるかはスペースの審査によって決まるため、基本的には少額で上限金利付近での契約となる場合が多いです。

大手の消費者金融でさえ初回の融資額は10万円や20万円となることが多い中で、中堅消費者金融のスペースがいきなり数百万円を貸してくれると考える方が不自然です。多くは10万円前後の融資額で10万円を下回るようであれば20.0％の金利での借り入れとなるので、最大限度額が大きいから、下限金利が低いからと大きな金額を低金利で借りられるとは考えない方が良いです。

中堅消費者金融は返済の負担が大きくなると考えている方、先入観を持たれている方も多いですが、大阪の消費者金融スペースの場合には余裕のあるプランで返済が進められるようになっています。

返済金額設定で優れている大手人気消費者金融のプロミスや、金利や返済金額で注目を集める三井住友銀行カードローンやじぶん銀行カードローン、楽天銀行スーパーローンなどに比べるとさすがに劣りますが、それでも中堅消費者金融の中では余裕が持てる返済金額設定です。

初回契約で多いと考えられる実質年率18.0％での10万円の借り入れで見てみると、毎月の返済金額は以下の表のようになります。返済期間を延ばせば負担が分散できるため、月々の負担額は減ります。

返済期間を延ばすと月々の返済金額を少なく抑えられるスペースのキャッシングですが、期間を延ばして返済を進めると返済総額が大きくなってしまうデメリットがあります。借りている期間が長くなればその分だけ多くの利息を支払わなければならないため、一回あたりの返済金額は少ないとしてもトータルで支払う金額が大きく膨れあがってしまいます。

当サイト別ページに用意をしている返済シミュレーションを用いて確認をしてみると、同じ10万円の借り入れ金額で同じ18.0％の金利であっても、返済期間が長引くと支払い総額が大きく変わるのが分かります。スペースの返済シミュレーションではないのであくまで参考数値となりますが、それでも返済期間を延ばすことによって負担が増えてしまうのが分かります。

10万円を実質年率18.0％で借りている場合に完済までに5年の期間を要してしまうと、利息総額が借り入れ金額の半分を超えてきます。上記の表で見ると10万円の借り入れに対して利息総額が52,380円となり、非常に多くの利息を支払うことになってしまうのです。

対して返済を3年で終えるとすれば利息総額は30,148円で、5年での返済時と比べて2万円以上の差が出ます。2万円と聞くとそこまで大きくないと感じるかもしれませんが、借り入れの金額が10万円であることを考えると2割となり、2割も多く支払わなければならないとなればどれだけの負担増となるかが分かります。

返済負担を減らすためには低金利での借り入れを利用するといった方法がすぐに思いつきますが、低金利でのカードローン審査は通過が難しく簡単には借りられません。そこで考えてみたいのが返済期間を短くする方法で、なるべく返済を長引かせないようにすると良いのです。

3年もかけずに1年や2年、或いは借りてから半年程度で完済をするようなプランでスペースのキャッシングを利用するとなれば、最終的な返済総額はそこまで大きくはなりません。スペースを含む中堅消費者金融は負担が大きくなると思われがちですが、返済期間を短くすればそうでもないのです。

大手の消費者金融や銀行カードローンでは基本的に不要となる担保や保証人は、スペースにおいても原則不要となっています。あくまで原則のために審査の結果によっては保証人が必要となる場合がありますが、少額融資においては保証人を立てることの方が稀なため、スペースでも多くの場合には不要と言えます。

仮に保証人が必要となるようであれば、何もスペースでのキャッシングを利用する必要が無くなります。保証人が必要な融資であれば中堅消費者金融のスペースでの借り入れではなく、金融機関の各種ローンでも良いとなってしまうためです。

マイカーローンや住宅ローン、教育ローンといった目的ローンだけでなく、用途を問わないフリーローンであっても保証人を立てることで借りられる商品は金融機関でも用意をしています。地元の金融機関となる地方銀行でのローンでも、保証人を立てることで好条件で借りられる場合もあるため、スペースで保証人が必要といった審査結果になった場合には、他での借り入れを考えてみるべきです。

また、スペースでは18歳以上の安定した収入をお持ちの方でも利用ができるようになっていますが、20歳未満の方が利用をする際には親権者の同意等が必要となる場合があります。保証人としての契約なのか同意や確認だけで良いのか、大手では利用ができない未成年の方がスペースでのキャッシングを利用する際には、予め確認をしておくと良いでしょう。

中堅消費者金融と言っても様々で、スペースのような店舗の少ないところや全国規模のところなどがあります。スペースはネットや電話によって全国から来店不要で申し込みが行えるようになっていますが、やはり中心となるのは店舗の周辺地域となるため、離れた地域からの申し込みでは審査結果が希望通りとならない場合があります。

大阪周辺の方であればスペースでの借り入れを考えても良いですが、別の地域からの中堅消費者金融の利用であれば、スペースではなく全国来店不要対応で人気のダイレクトワンも見ておくべきです。

ダイレクトワンはスルガ銀行のグループとなる中堅消費者金融で、銀行グループの消費者金融でありながら過去に過払い金請求をしている方でも借りられる、独自の審査基準で注目を集めています。また、スペースとは異なりカードローンタイプとなっているので、限度額内で繰り返し借りられるのも大きな利点です。

利用状況によっては限度額の増額も視野に入るのがダイレクトワンがスペースよりも優れている点でもあるため、今後の利用まで含めて見据えているのであれば、大阪を中心とするスペースではなく全国対応のダイレクトワンが良いです。

ネット上のスペースに関する評判や口コミを見てみると、じつに様々な内容があります。中でも多いのが借り入れまでとにかく日数がかかるというものです。

申し込みを行い、審査の結果連絡から借り入れまで店頭を利用しないとなると1週間や2週間、さらにそれ以上の期間を要する場合があり、どうしても急ぎの借り入れには向きません。ある程度は日数に余裕が持てる方の利用先となりますが、中堅消費者金融での借り入れを考える場合にはなるべく早くが良いため、希望内容に一致しない可能性もあります。

どのような借り方をするか、いつまでにお金が必要かをよく考え、スペースでのキャッシング利用かその他の中堅消費者金融を利用するか、焦らず慌てずに決めるようにすると良いでしょう。