羽後信用金庫は、1948年に本庄町商工協同組合として誕生した後に、翌年に矢島町商工業協同組合を設立しています。そして、1952年に信用金庫法に基づき矢島信用金庫に、翌1953年に本庄信用金庫に改組しています。
1972年に湯沢信用金庫と合併して鳥海信用金庫に名称変更し、1995年に矢島信用金庫と合併しています。この時に、羽後信用金庫と名称変更して現在へと至っています。さらに、2009年に秋田ふれあい信用金庫とも合併しています。
このために、秋田県に本拠を置いている信用金庫の中では預金量は首位であり、規模の大きい金融機関として業務を行っています。秋田県由利本荘市に本店が所在しており、営業区域は秋田県全域です。
羽後信用金庫のマネーポケットは、満20歳以上72歳以下を対象としているカードローンで、融資金額は10万円以上300万円以下です。ただし、100万円を超える場合は、65歳以下に限定されています。
収入を得ている人を条件としており、パートやアルバイト、年金受給者も利用できます。ただ、配偶者に収入がある場合は、専業主婦も利用可能です。
資金使途は自由で、幅広い目的に対応できる商品です。融資期間は3年間であり、以後自動的に更新されます。ただし、75歳以上の人は更新されません。貸越残高がある場合は、返済のみの利用となります。融資利率は、9.0%から14.6%の固定金利となっています。
審査の申し込みは、フリーダイヤル、インターネット、FAX、郵送と様々な種類が用意されています。大手消費者金融のキャッシングサービスでお馴染みのプロミスを提供するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証会社であり、信用情報機関への紹介が中心のスピード審査が実施されています。
氏名、生年月日、自宅と勤務先の住所と電話番号、希望額、使用目的、他社借り入れ残高等の必要事項を入力するだけの簡単な内容です。
その後、自宅と勤務先に申し込み内容に誤りがないのかを確かめるために、在籍確認の電話がかけられます。短い問答で完了する上に、オペレーターの個人名で行われます。羽後信用金庫や用件は出されないので、周囲にマネーポケットの申し込みが気付かれる心配はありません。
審査結果の回答は、電話での連絡となります。通過した場合は、正式申込書が郵送されてきます。再び必要事項を記入して、契約成立です。簡易書留郵便でカードが送付されてくるので、全国の提携金融機関での利用が可能となります。また、急いでいる場合は、契約手続きは窓口でも行えます。
毎月の10日に口座からの自動振替による定額返済で、金額は極度額により変動する内容です。最低返済額は20万円以下の借り入れで毎月5千円からの支払いとなるため、多くを借りなければ負担も大きくはなりません。
また、最低返済額以外にも貸越口座に直接入金しての随時返済も可能ですので、余裕のあるときには多めの返済をしておけば、利息負担の軽減も狙えるようになっています。
うごしんきゃっするは、満20歳以上65歳以下の継続して安定した収入を得ている人を対象とした商品です。年金受給のみの人は対象からは外れますが、パートやアルバイトは利用可能です。
また、配偶者が69歳以下でパートやアルバイト、年金受給以外の手段で安定した収入を得ている場合は、専業主婦も利用できます。尚、うごしんとは、羽後信用金庫の略称です。
事業性資金及び借り換えやおまとめとして使う旧債務返済資金としての利用は認められていませんが、それ以外であれば資金使途は自由です。契約極度額は50万円から500万円までの10万円単位で、専業主婦の申し込み金額の上限は一般の10%の50万円となります。
融資利率は極度額により変化する仕組みで、100万円以下の場合は14.6%、110万円以上200万円以下は12.6%、210万円以上300万円以下は8.5%、310万円以上400万円以下は7.5%、410万円以上500万円以下は5.8%です。
うごしんきゃっするの仮審査申し込みは、店頭窓口、FAX、インターネットから行えます。申し込み時に必要となるのは、運転免許証等の簡単な書類のみですが、希望額が300万円を超える場合は別途所得証明書類も求められます。
FAX及びインターネットからの申し込みは24時間365日受け付けているので、休みの少ない人や遅い時間まで帰れない人でも利用できる環境が形成されています。
申し込みを行った時間や審査状況により、翌日以降に回されるケースもありますが、結果は原則的に即日回答されます。このために、急いでいる時の利用にも向いているカードローンです。信金ギャランティ株式会社を利用する商品であり、担保や保証人は必要がありません。
仮審査に合格した場合は、取引を希望する本支店窓口で正式契約を行い、カードが発行されます。全国の信用金庫、銀行、信用組合、農協、労働金庫等の提携金融機関のATM利用できます。
約定返済日は毎月の10日で原則として口座振替となります。貸越元金残高50万円以下は1万円となり、以後は借り入れ金額が増えるに連れて返済額も増大していきます。少しずつの返済でカードローンを利用したいのであれば、多くの金額を借りないのがポイントとなります。