米沢信用金庫は、1926年に設立されています。長年にわたり、総預金高において山形で最大手を維持してきた歴史を持っており、県を代表する金融機関として業務を行ってきました。ただし、現在では鶴岡信用金庫と山形信用金庫に次ぐ順位です。

山形県内の全ての信用金庫はセブン銀行と提携していますが、これに加えて米沢信用金庫はイオン銀行及び新銀行東京とも提携しており、利便性において優れているのが特徴となっています。

営業区域は、山形県米沢市、南陽市、長井市、山形市、上山市、東置賜郡、西置賜郡です。これらの地域に居住か勤務している人を対象として、多様なサービスを提供しています。

米沢信用金庫のしんきんカードローン応援隊は、満20歳以上65歳以下で安定継続した収入を得ている人を対象とした商品です。事業性資金及び、おまとめローンや借り換えとしての目的となる旧債返済資金以外であれば、自由な目的で利用できます。急な用立ての際にも安心で便利な商品で、暮らしを応援する内容です。

融資極度額は、20万円、30万円、50万円、70万円、90万円の5種類が用意されており、アルバイト・パート・専業主婦も30万円までは利用可能です。期間は3年間で、審査の上で自動的に更新されます。ただし、満65歳の誕生日を迎えた時点で利用期間満了となります。

融資利率は年13.0％の固定金利ですが、マイハウスユーザー優遇カードを保有している場合は、1.0％金利が引き下げられます。マイハウスユーザー優遇カードとは、米沢信用金庫が提供している住宅ローン商品の、マイハウスローン夢実現とマイハウスローンiを利用している人へ発行しているカードです。

しんきんカードローン応援隊は、郵送とFAXで仮審査申し込みを受け付けており、簡単な手続きで申し込める内容です。結果は自宅、携帯、勤務先への電話での連絡であり、指定も可能です。

通過した場合は、取引希望店、またはしんきんマネー相談プラザに来店しての手続きへと進み、正式契約完了後にローン実行となります。

発行されたローンカードは、全国の信用金庫・銀行・農協・信用組合・ゆうちょ銀行・労金等の提携機関のATMで利用できます。毎月の10日に指定口座より自動引き落としされる定額返済方式が採用されており、融資極度額が20万円、30万円、50万円の場合は1万円以上、70万円は1.5万円以上、90万円は2万円以上です。尚、これ以外に窓口やATMからの随時の返済も可能です。

ファーストローンαは、満20歳以上60歳未満の安定継続した収入を得ている前年度年収200万円以上の人を対象とした商品であり、アルバイトの人は利用できません。事業性資金以外であれば、自由に使用できるカードローンです。

この商品は取引状況により、α、αS、αFの3種類のプランが用意されている点が特徴となっています。

αは、融資極度額10万円以上200万円以内で、融資利率は年5.8％です。米沢信用金庫のリフォームローンを除く住宅ローンを利用しており、直近2年以内の返済状況に遅滞がなく、3年以上の返済実績がある人が対象です。また、所定の審査基準を満たす場合も利用可能となります。

αSは、融資極度額10万円以上100万円以内で、融資利率は年7.8％です。米沢信用金庫に給与振込口座を指定している人を対象としています。αFは、融資極度額10万円以上50万円以内で、融資利率は年12.3％です。α、αS以外の人を対象としたプランです。

取引がない人でも利用可能な商品ですが、内容は明らかに異なっており、給与所得を得ている人は振込口座に指定するだけで、低金利で大きな金額の利用が可能となる仕組みです。

ファーストローンαもしんきんカードローン応援隊同様に、FAXと郵送により仮審査に申し込めます。大手クレジットカード会社のセディナが保証会社であり、信用情報機関への照会を中心とした短時間で結果が判明する審査が実施されています。急いでいる時の利用にも対応できるカードローンで、担保や保証人は用意する必要はありません。

仮審査に合格した場合は、取引を希望する本支店、またはしんきんマネー相談プラザの窓口で正式手続きとなります。この際に必要となるのは、本人確認のための運転免許証、健康保険証、パスポートの何れかです。

融資極度額が100万円を超える場合は所得を証明する書類として、給与所得者は源泉徴収票、住民税通知書、所得証明書の何れか、自営業者の場合は米沢信用金庫は定める税務署発行の納税証明書や確定申告書も必要です。

約定返済日は毎月の10日で、指定口座から自動引き落としされます。返済額は、融資極度額10万円から50万円は1万円、60万円から100万円は2万円、110万円から200万円は3万円です。約定返済以外に、米沢信用金庫の窓口やATMでカードローン専用口座に直接入金しての任意返済も出来ます。