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審査に時間がかかってしまう場合があるのはなぜか

なるべく早くに利用したいお金の借り入れ

消費者金融にしても銀行にしても、キャッシングやカードローンの申し込みをするならできるだけ早くに借りたいものです。審査もさっと終わらせて契約を済ませ、最短で即日中の融資を利用するぐらいに手続きを進められるのが理想です。

お金に困ってキャッシングの申し込みをするわけなので、多くの方は早めの融資を希望しているのも事実です。最短での審査回答ではないとしても、1時間や遅くとも2時間程度では審査結果をもらい、契約をしたいと考えますが、中には時間がかかってしまう方もいます。

審査結果の可否ももちろん関係はしていますが、申し込み時の審査回答時間の早い遅いについて、それぞれのケースを見てみます。

消費者金融だけではない早い審査回答

早い審査が理想

現在の消費者金融は多くで審査時間は最短20~30分回答としています。大手では大体が横並びであり、ネットで申し込みができるプロミスの審査時間も、やはり最短20分となっています。

銀行は時間がかかるとの認識は正しくなく、消費者金融と同水準の融資を実現してくれる銀行カードローンもあるため、最近ではどこの借り入れにしても手続きは早くに進む傾向にあります。

一部の銀行ではたしかに審査や融資に時間がかかるところもありますが、審査時間で借り入れ先を選ぶ際には「消費者金融は早くて銀行は遅い」とする固定観念は捨て、しっかりと各サービスの貸し付け情報で比較をするようにしましょう。

最短の審査で終わるケース

消費者金融にしても銀行にしても、審査は最短なら早くに終わり、スムーズに進めば当日中の融資も可能となる借り入れ先も多いです。当日中に借りるためには振り込みによる来店不要融資でも、自動契約機に直接行くカード受け取りであっても、できるだけ早くに審査も終える必要があります。

利用先の審査基準による部分もあるために全てが当てはまるわけではありませんが、最短の審査で終わりやすい傾向としては審査結果に何ら問題が無い方となります。

信用情報にネガティブな要素や現状の借り入れが特に無く、直近でキャッシングやクレジットカードの利用履歴があったとしても、遅れや不足なく入金を済ませている状況など、いたってクリーンな状態の方は審査が比較的早くに終わる傾向にあります。

ただ、同時期に複数社に申し込みをしている申し込みブラックのような状態では、その限りではありません。

続いて早くに審査が終わる方は、どう見ても融資ができない方です。

信用情報にどうにもならないブラックとされるネガティブ情報があったり、借り入れ数件や金額が多すぎていたりする場合には、しっかりと審査をするまでも無いのですぐに審査落ちの連絡が来るケースが多いです。

クレジットカードの審査に多いパターンですが、申し込みをした直後に画面上に出る簡易審査結果がNGとなる「瞬殺」などと呼ばれていたりもするものであり、少しの金額でも融資の余地は無いと判断されれば最短での審査落ちとなります。

審査に時間がかかるケース

審査回答が遅いケース

逆に審査に時間がかかりやすいのが、申し込み内容だけでは融資が可能かの判断が微妙な場合です。

現状の借り入れは貸金業法で定める総量規制の範囲内で融資の余地はあるものの、他社での入金の遅れが少し見受けられてしまったり、若干の申し込み件数があったりなど、判断に難しい場合には時間がかかる傾向にあります。

貸す側としても融資は返済ができる方のみに融資を行いたいと考えながらも、それでも貸し付けは伸ばさないとならないため、判断に難しい場合は一旦じっくりと審査を行って融資の可否を決断するのです。

検討した上で融資は難しいと判断されれば審査落ちとなってしまい、審査に時間がかかったのにNGとなるのはこのケースです。しかし、こればかりは仕方の無いもので、瞬殺でNGが出なかっただけ、まだ他のダイレクトワンなどのカードローンの審査基準が異なる消費者金融なら借りられる可能性は残されています。

また、申し込み時の希望額も含めて金額が大きい場合にも審査時間がかかる場合があります。

消費者金融では貸金業法によって、50万円を超えるの契約となる場合(または他社との借り入れ合計で100万円を超える場合)には収入証明の提出が必要となります。消費者金融側は提出された書類で確認をしつつ、大きな金額の融資に相応しいか慎重審査を行います。

初回で50万円を超える限度額を取るのは難しいものですが、収入が多く他社の利用が無い方などは、決して不可能な枠ではありません。ただ、50万円以上となるとどうしても審査にも時間がかかってしまうため、即日融資の利用ができない場合もあります。

信用情報がホワイトすぎる場合

信用情報がクリーンなら審査に時間はかからない傾向にあると書きましたが、それはあくまで「クリーン」な場合であり、何の履歴も無い「ホワイトすぎる」のでは話が変わってきます。クリーンな状態とは特に問題の無い利用履歴を指し、過去のクレジット履歴から綺麗な信用情報となっている方となります。

しかし、「ホワイトすぎる」方とは、信用情報機関で照会をしても何の履歴も出てこない場合や、そもそも情報の登録すらもされていないような状態となります。

履歴も何も無い方は、一度もクレジットカードすらも作らずに借金をしていないか、もしくは過去に債務整理を行い、ネガティブ情報が記録されている期間は大人しく待ち続け、情報の保有期限が過ぎて全てが綺麗さっぱり消えているか、または怪しい申し込みとなります。

今のご時勢、信用情報機関に登録されないように生活を続けていくのは逆に難しいです。クレジットカードの使用にしてもスマートフォンの割賦払いにしても、キャッシングやカードローンだけでなくとも信用情報機関には何らかの記録が残ります

それなのに何も情報が無いのは、情報が消えた後か、なりすましによる詐欺目的の怪しい申し込みである可能性が高くなると考えられてしまうため、慎重審査となって回答に時間がかかってしまう場合があるのです。

数年前に債務整理をしていて現状は問題が無ければ、貸しても返済はされる可能性はあります。しかし、なりすましによる返済が一切されないリスクとも隣り合わせであり、各サービスとも慎重に審査を行うために時間がかかってしまいます。

銀行の早すぎる審査はNG率が高い傾向

早い審査回答時間を掲げているカードローンは別としても、基本的には時間がかかるとされている銀行カードローンで審査結果連絡が早い場合には、NGとなっている方が多い傾向にあるようです。

14時までの申し込みであれば原則として最短即日の審査回答となっているイオン銀行カードローンを例に挙げるとすれば、何だかんだで申し込み後の審査結果の連絡は数営業日かかる場合が多く、逆に早い回答だと希望通りの審査結果とならないこともあります。

もちろん早い審査回答だからNG、遅いからOKといったわけではなく、上にも挙げたように審査回答が早くなるケース、遅くなるケースと様々です。何れの場合においても申し込み先の審査基準によって審査の回答時間は異なってくるので、最短での回答時間はあくまで目安として考え、できるだけ余裕を持って申し込みが進められるようにしておくと良いでしょう。

銀行からのカードローンだけに限らず各種ローンでも同じことが言え、ネットで申し込みができるマイカーローン審査においても、早すぎる審査回答は融資可否の判断をするまでも無く不可となる場合が多いのです。

審査は時間がかかる可能性がある

審査はどのような内容によって時間がかかるかは、実際に申し込みをしてみないと分かりません。最短20分とされているプロミスにしてもアコムにしても、1時間も2時間も、または翌営業日以降の扱いとなってしまう場合もあります。

必ず20分や30分で終わると考えて即日融資可能時間から逆算をしてしまうと、審査回答が遅くなった場合に計画が崩れてしまいます。繰り返しになりますが各サービスの審査回答時間はあくまで最短だとしっかりと認識をしておき、必ずしもその時間通りに終わるわけではないと頭に入れておきましょう。

最短表記での審査時間は、その時間で終わればラッキーと考えておく程度が良いかもしれません。自動契約機を設置している消費者金融の場合には、ネット審査で時間がかかっても契約機なら早い融資も可能となりますので、どうしても急ぎの場合にはネット申し込み後に契約機に行く方法も検討してみると良いでしょう。

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