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消費者金融の借り換えで利用すべき借り入れ先はどこか

消費者金融の借り換え融資

借り換えは消費者金融でも銀行でも利用が出来る借り方となりますが、消費者金融を借り換えるのか、消費者金融で借り換えるのかによって借り入れ先の選び方も変わってきます。

消費者金融の金利が高い、利息負担が大きいと感じている場合には低金利の銀行カードローンに借り換えるのが良い選択となりますが、利便性の面などで消費者金融で借り換える場合には、とにかく便利に使える借り入れ先を選ぶ必要があります。

それぞれの消費者金融の借り換えについて、注意点も含めてしっかりと見ておくと、良い借り換えができるようになるでしょう。

借り換え審査を受ける際の注意点

消費者金融借り換えの注意点

借り換え先を選ぶ前に知っておきたい注意点があります。借り換えはあくまで借金を別のカードローンサービスで利用するものとなり、債務整理などといった借金の整理とは異なります。

そのため、今現在の返済が出来ていないと借り換えのカードローン審査にも通りませんので、返済が滞っているなどの方は、借り換え審査は控えてください。

また、金利の低下を期待する借り換えを行うにあたっては、低金利で借りられるだけの安定性が必要となります。アルバイトやパートの方では借り換え審査は難しく、正社員や公務員として勤めている方、ある程度の勤続年数や収入をお持ちの方に利用が限られます。

各カードローンサービスの利用条件にはアルバイトやパートも安定した収入があればOK、銀行の中には専業主婦でも配偶者の安定した収入で一定額まで利用可能ともしていますが、借り換えでの借り入れは難しいと考えておきましょう。

消費者金融から他への借り換え

決して低い金利ではない消費者金融のキャッシングを、返済負担の低下を期待して借り換えるなら銀行の対応するカードローンの利用が適しています。商品によっても異なりますが、例えば消費者金融大手のアコム上限金利18.0%で借りている方は、ソニー銀行カードローンに借り換えると上限金利でも年13.8%まで下がります。

返済シミュレーションで見てみると、50万円を60回払いで利用しているとすれば、元利均等返済方式でアコムは最終的な利息が261,795円になるのに対し、ソニー銀行カードローンなら194,950円で済みます。

消費者金融はプロミスが上限で17.8%の実質年率とアコムSMBCモビットに比べると僅かに低いですが、それでも銀行と比べると高い金利となります。低い金利への借り換えを考えているなら、銀行からの借り換え対応のカードローンを利用しましょう。

借り換え先 金利(年利) 限度額 審査時間
静岡銀行
カードローン
年4.0~
14.5%
10~
500万円
最短
30分回答

消費者金融で借り換える場合

金利面でのメリットはほとんどありませんが、消費者金融同士で借り換えを考えるなら利便性の高い人気の消費者金融を利用すると良いでしょう。ただ、消費者金融間での借り換え審査が厳しくなりがちで、単純に債務が増えるだけとなる場合もあるのであまり良い借り換えとは言えません。

借り換え先 実質年率 限度額 審査時間 融資対応
プロミス 4.5%~
17.8%
1~
500万円
最短
20分回答
最短
20分
SMBCモビット 3.0%~
18.0%
1~
800万円
10秒
簡易審査
最短
即日
アイフル 3.0%~18.0% 最大
800万円
最短
20分回答
最短
20分
アコム 3.0%~
18.0%
1~
800万円
最短
30分回答
最短
30分

SMBCモビットの即日融資は審査結果によってはご希望に沿えない場合もあります。

複数のキャッシングを借り換える

借り入れ件数が1件の場合には、借り換えによる負担の低下は上にも挙げた例の通りとなりますが、複数の利用がある場合の借り換えではさらにメリットが大きくなります。複数の借り換えはおまとめローンと呼ばれ、主に銀行での利用となります。

銀行のカードローンは限度額や極度額によって金利が変わるため、多くのキャッシング利用がある場合には1件のみの借り換え時よりも金利の低下が期待できます。特に総額で100万円以上の消費者金融の利用がある場合には、銀行カードローンでのおまとめローンの利用が優れます。

消費者金融の基本は上限金利

消費者金融で借りるキャッシングは、限度額が大きくならないために金利は上限での契約となる場合が多いです。100万円以上とならなければ17.8%や18.0%の実質年率の適用となるため、返済の負担が大きくなります。

銀行の中でも借り換えに向かないところも
借り換えに適さない借り入れ先

銀行は消費者金融よりも金利が低いために借り換えやおまとめに人気ですが、銀行のカードローンの中には借り換え、またはおまとめの利用に向かないものもあります。

資金使途としては特に制限がされているわけではありませんが、銀行の持つ審査基準などにより、借り換えやおまとめ目的で利用をすると判断される場合には、審査結果が厳しくなってしまいます。

向かないカードローンに借り換えで申し込みをしたとしても、何のメリットも生み出しません。いくら金利が低く条件に魅力があっても借りられないと意味がなく、借り換えやおまとめが出来ないと何にもなりません。

消費者金融からの借り換えに限らず、借り換え利用時に金利に注目をするのは当然ですが、それ以外にも借り換えやおまとめに向いているか、実際に利用をされているかも確認をしておく必要があります。

当ページ内の上に挙げた各金融機関のカードローンは、それぞれ借り換えもおまとめも対応可能となっているので、消費者金融からの借り換え先を探している方は、上記の表を参考にすると良いでしょう。

上に挙げた銀行のカードローンは、どれも限度額や極度額が上がると金利が下がる魅力のある商品となります。大きな金額の借り換えにも対応をしますので、低金利で借りたい方に適しています。

借り換え審査は慎重に進める

消費者金融からの借り換えにしても、複数のキャッシングを一本化するおまとめにしても、申し込みから審査までは慎重に進める必要があります。通常の少額融資の消費者金融審査と比べれば審査基準も厳しくなりますので、ミスや不備がないように進めなければなりません。

申し込み内容にミスがあればその分だけ確認に時間がかかり、ミスや不備の内容次第では借り換え審査に悪影響を与える可能性もあります。つまらないミスで審査落ちとならないためにも、虚偽の記載はもちろんですが、不備がないようにしっかりと確認をして審査を受けるようにしてください。

また、とにかく低金利のところから借りたいからと、複数のカードローンに同時に申し込みを行うのは絶対に避けてください。多重申し込みは審査にほぼ落とされますので、しっかりと選んだ一つのカードローンの申し込みのみにしておくのが基本中の基本です。

借り換えやおまとめを焦ると、いくつかのカードローンに立て続けに申し込みをしてしまいがちですが、多重申し込みはどの銀行も消費者金融も嫌うので、行うべきではないと覚えておきましょう。

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